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叶うべきでなかった、から。

ここにきてやっと、やっと消化できそうなので
数ヶ月前に芽生えて消えた恋について書こうと思う

そもそも、叶ってはいけない恋だった。
相手の年齢も、出会った場所も、恋の進め方も
全部世間一般的にはよくないものだった

周りの目なんて気にするもんか!のモードに入ること
もあれば、やっぱりやめておこう と急に冷静に
なったりして 私の気持ちはコロコロ変わっていた

本当に好きだった、のかもしれないし どこか自分でも
この恋が上手くいくことはないんだろうなと
少し諦めを含んだ気持ちでいたのもまた事実で。

でもやっぱり彼からの可愛いとか好きとか
大切に思ってるよ の言葉に絆されてしまって
まだまだ恋愛ベタ&初心者な私は
あっという間に彼が気になる存在になってしまった

彼も私を好いてくれていたのだと思っている。
(そう思いたいと願っている部分もある)
何歳も年上で色んな恋愛経験がある彼だからこそ
私のことは遊びだったんじゃないか、とか
本気にしていなかったんじゃないか と思う節も
正直あって、それ故に友達からも
ストップをかけられていた。

その友達からのアドバイスをスルーしたり逆に
鵜呑みにしたりして結構不安定な恋愛をしていた
のだけれど、突然プツッと恋が切れた時があった。

それは私が受験をしているさ中で、母と折り合いが
悪くなってしまい、精神的に参っている時だった。
私は彼に母と関係性が良くなく辛いのでしばらく
連絡は取れないと伝えたのだが、彼が返信は要らないと
添えつつも受験期間中に連絡をしてきたのだ。

その通知を受け取った時、何かがサーッと崩れて
彼への気持ちが一気に無くなった。
母の言動と受験への緊張とストレスで一杯だった
私はその連絡で限界を迎えてしまったのだろう
連絡を取れないという旨を伝えたのに
何故連絡をしてくるのか、本当にわからなくて
とてもとても腹が立った。
今となっては何故そこまでイラついていたのかは
よく分からない
でもとにかくその時は必死だったからか、許せなかった。

そこから全く連絡を取らなくなり、今を迎える。

実を言うと、悪いことをしたなとは思っている。
でもどこかスッキリしているところもあって、
やはりあの恋愛は叶うべきものではなかったのだなと
今はそう思っている。

受験勉強の息抜きに彼と話をしたり、
色んな相談に乗ってもらったり、ちょっとした
スイーツを奢って貰ったり、未来の計画を立てたり
甘い言葉をかけてもらったりしたことは
もう思い出として昇華しようと思う。

自分の甘さを身に染みて感じるような恋だった。
まだまだ子供なんだなと思う。

密かに考えることは、私は恋愛に向いてないのでは
ないかということ
そんなこと言いつつも結局 出会ったらまた恋して
しまうんだろうな、


何度落ちても恋は慣れない、難しい。

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