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おばあちゃんになっても、

昨日は大好きなお友達と会って、
お誕生日プレゼントを渡してきた

彼女の誕生日を祝うのはもうこれで11回目になる
早いなぁ、毎年祝えて私は幸せものだと思う

お互い受験生で、特に彼女はとても学力が高いので
より大変であろう時間を送っている
その中でこうしてたまに会って公園で喋って
今日も時間が経つの早かったね、名残惜しいね、
って言いながら一緒に帰る時間がとても好き

他の人にはあまりに酷すぎると思って話せないような話も、言語化するのが難しいから避けてしまうような話題でさえも彼女にはすんなり話すことができるし
不思議なことに彼女を前にすると言語化できてしまうことさえある、何故なのかはわからないのだけれど。

彼女とはあまりに長く一緒にいるので
お互いの根本を知っている
それ故に相手が言いたいことが
手に取るようにわかるのだ

小学生の時は大してやらなくても勉強なんかできるしね、と言いながら放課後に公園で沢山喋っていたし、
中学生になってから、お互い忙しくなっても合間を縫って 時間を作って会っては、やはり沢山喋っていた
高校生になってから、生活基盤とも言える学校が初めて離れて さらに忙しくなって。
なかなか会えないからこそ1回1回が本当に濃いものになったと思う

やっぱり私たちは日々成長していて、小中の自分恥ずかしくて思い出すのも嫌だよね、なんて話までできるようになってしまった
口にするとすごく普通だけど改めて考えてみると
ずっと一緒にいられるって本当に奇跡というか
素敵なことなんだなと感じる

今日も大人になったら隣の部屋を契約しようという
なんとも心躍る約束をした 今から楽しみ。
ずっと行きたいと言っている旅行も、ディズニーも
何もかも受験が終わったら叶えてやる!と
2人で意気込んだりもした

ここまで聞けばお分かりだろうが、私は彼女のことが本当に心の底から大好きなのだ
いつでも会いたいと思っているし、彼女の役に立てるならほとんどの事はやってのけると思う
そう思わせてくれるほど素敵な人。


高校から仲良くしてくれている人達を
育ってから植え替えて隣に並べだ苗だとしたら
私たちは同じ花から採れた種を隣に植えた
みたいな感じだよね、とケラケラ笑いながら帰ったが
私はこの表現がとても気に入った
来世でも一緒にいようね、ともよく言うが
この話だと前世でも一緒だったかもね、になる
気がする ちょっと文学的でいいな、

彼女の存在は本当に大切だ、いつもありがとう
これからも末永くよろしくね。

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