見出し画像

高校卒業

ついにこの時がやってきてしまった。
ずっと来て欲しくなかった、卒業式

私が在籍していた高校は本当に素敵な人が
沢山いて、高校を離れるよりも
その仲間たちと離れることが惜しかった

少し前にあった3送会でもうるっときたし
前日の卒業式予行でもほんの少しだけ泣いた

私は自分がいた高校が本当に大好きだった
多少きつくても授業をみんなと受けて
休み時間に自販機へダッシュしたり
授業でゲラゲラ笑ったり、みんなと行事をやったり、
全部全部キラキラした大切な宝物だ。

思い返せば、中学時代はずっとここの高校に憧れていた。お世辞にも可愛いとは言えない制服も、
駅から遠く、アクセスの悪い校舎も、
私にとっては全てが憧れの境地だった。

そんな場所に足を踏み入れてはや3年、
本当に本当にあっという間だったなと思う
今でも思い出そうとすれば入学式の光景を
思い出すことができるし、
文化祭だって体育祭だって ちゃんと思い出せる。


卒業を寂しがれるほど 思い出の残る高校生活を
過ごせたことが先ず幸せだ。
クラス長を引き受けて自分の不甲斐なさに落ち込んだり
ずっと仲良くできると思っていた子と縁が切れて
しまったり、逆に最後の1年で驚くほど
仲良くなれた子がいたり、いつも一緒にいる子と
喧嘩になってしまったり、恋をしたり、
勉強と真剣に向き合ったり。

もちろんちゃんと思い返せば嫌なことだって
辛い事だって沢山あった
でもそれを上回る幸せや喜びを感じられたり、
その場その場で愚痴を聞いてくれる友達がいたりしたから今私は卒業を惜しんで 悲しく思うことが出来る

心の底から幸せ者だなと思う
こんな私と巡り会って一緒にいてくれた友達には
本当に感謝してもしきれないし
彼らには最高に幸せになって欲しい
この世の幸せが全て降り掛かって欲しいとさえ思う
それくらい素敵な人達なのだ

人生でいちばん楽しかった時はいつかと聞かれたら
今の私は迷わず高校生であった3年間と答える。
もちろん思い出は美化されるものだから、というのも
多少はあると思うが、それでも確実にNo.1だ。


高校の仲間たちが春からそれぞれ別々の道を
歩むことになると思うと、勝手に誇らしいと共に
喪失感を覚えざるを得ない
みんなと毎日会って大笑いして学校で過ごす時間が
もう二度と戻ってくることは無いと思うと
本当に尊い瞬間だったなと改めて思わされる。


まだまだみんなから離れるつもりは毛頭ない。
沢山連絡して沢山電話して沢山会う。
あと数年後には誰か結婚してたりするのかな
みんなでお酒を飲んであの頃懐かしいね、なんて
語り合えるようになるまではそれぞれ
違う場所で好きなことに貪欲に生きていこうね

実はこのアカウントを知っている実の友達が
数人いる。 見てる〜?
貴方たちが大切で大好きなんだよ!!


かっこいい大人になろうね、色んなこと
これからも一緒にしようね!


この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?