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回想

ダメだった。
すごく簡潔に言うと第1志望と第2志望の大学に
まんまと落ちて滑り止めの大学に合格をいただいた。

つまり大まかに言うと受験に失敗したことになる

中学でそれなりに勉強を軌道に乗せて出来るようになって、そのまま第一志望の高校へ。
高校1年生の時点で勉強から逃げに逃げまくり、
成績を落とし、それが2年生の終わりまで続き、
高校3年生を迎えた

正直、大学受験からも逃げようと思っていた

医療系で興味のあるお仕事があって、そのお仕事は
専門学校を卒業した人でも就くことが出来る。
ちゃんと自分のやりたいことだったし、手に職が
着くのならそれでいいと本気で思っていた
でもなんやかんや親とトラブルになったり
塾と話し合いをしたりして四大への進学を
目指すことになった。

そこからは毎日自習室に通いつめて
推薦で決まって遊んでいる子達を横目に
長期休みも楽しみも全部返上して 勉強に勤しんだ。
もちろん休んだことだってあったけれど
今までの自分の人生で1番頑張った時だった

それでも届かなかった、赤本を解いて何度も届いた
合格点に本番では届かなかった。

なんのためにこの1年、費やしてきたのかと
本当に辛くなったし 沢山泣いた。

結果的に進学することになった大学は
共通テストで合格を貰っていたので
1月から2月にかけての勉強はなんだったのか、
そもそもここの大学なら一般でなくても入れた、
そんな風に 今更考えても仕方ないとわかっていても
取り留めのない思いが溢れて止まらなくて、
それが涙に変わってもう、どうしようもなかった

努力不足、そう言われてしまえばその一言で
私の1年とこの悔しさは片付く。
やらなかった自分を1番よく知っているのは自分で、
でもそれを上手く認められなくて。
若さゆえ、とか 理由をつけてしまえば
誰かがわかってくれるかもしれないけれど
それを望んでる訳では無い、とか。

もうめちゃくちゃで、考える時間があるからこそ
毎日寝ても醒めても辛さしか無かった

実の所まだ完全に切り替えられたわけではなくて、
今でも春からあの大学に通うと思うと
申し訳ないけれど気分が沈んでしまう事がある

でもどこかで切り替えないといけない

置かれた場所で咲きなさい という言葉があるように
私は入学が決まった大学でやれることを
精一杯やって、その先で目的を見いだして
最後に上手くいったと思える人生に
繋げていくしかない。

少しずつ、少しずつ前に進んでいきたい

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