一年経過した今になって転職活動を振り返ってみる
こんにちは!ソフトウェアエンジニアのもってぃです。
退職エントリは書いたものの、転職活動自体のことは書けてなかったので、転職して1年が経つこのタイミングで書いてみようと思いました。(今更すぎるやろ)
次に機会があるかは分からないのですが、未来の自分のためにもなる可能性があるので、気合入れてnoteを書きたいと思います。
前提情報
ソフトウェアエンジニア
転職活動中は38歳
この活動の結果、2023/2に初めての転職、現在2社目
大手SIer→IT系スタートアップ
活動の全体像
まず最初に活動の全体のタイムラインを書いてみました。
活動全体としては思い立ってから実際に入社するまでで4ヶ月半ほど。選考期間としては本命(最終的に転職先として選んだ会社)ベースで2ヶ月ほどでした。
転職しようと思ったきっかけ
別の記事でも書きましたが、活動はじめたきっかけとしてはこんな感じでした。
最初は本当に興味本位で、転職活動の中で色んな会社の話を聞いて、だんだんと転職に対する熱量がが上がっていったという感じでした。
転職活動のスケジュール
最初に概要のタイムラインを載せましたが、こんな感じで全体のスケジュールを管理していました。
複数の企業に対して直接応募だったりリファラルだったり、複数のエージェントを使って進めていて、オファーのタイミングはある程度揃えたかったので、ある意味プロジェクトを管理するようにしていました。
結構日々のアクティビティがありますが、ほぼ面談や選考もリモートだったからこそできる感じですね。
初めて職務経歴書なるものを書く
転職活動が初めてだったのと、これまでスキルシートなども作ることがなかったため、この転職活動の中で初めて書きました。
新卒のときのエントリーシートとは全然違うんだなあって思った記憶もあります。
1社の中でプロダクトやプロジェクトはどんどん変わっていたので、その中から代表的なものをピックアップして、5つほどのプロジェクトを記載しました。
下記のような内容を記載していました。まあ普通ですね。どうせ最新の方しか見られないと思ったのでそれを上に持ってきました。ただ最初のプロジェクトが思ったより注目されて、10年前くらいの話を面接で頑張って思い出しながら喋ったのが印象的でした。
転職後に採用活動もやることになって色々学びがあるため、今ならもっと分かりやすい職務経歴書にはできるなーって思ってます。
何社受けたか
結果から言うと、
カジュアル面談:22社
希望して選考を進めた:6社
オファーもらえた:4社
でした。
選考進めた会社のところを微妙な表現をしているのは、カジュアル面談だと思って行ったら一次面接だったりしたところがあったためです。いや、カジュアルではあったので嫌な体験ではなかったのですが、選考進めたカウントにはしたくないなあって。
でも、100社くらいの求人票にらめっこして、どんな会社に興味あるかも自分に確認しながら選んだ22社でした。
自分と向き合う期間だった
カジュアル面談や選考も含めて、ずーっと自己分析をやっていたような感覚でした。
選考で話す中で整理されたり気づけた自分の想いもありますし、転職したい理由、その会社が良いと思った理由、自分にできること、得意なこと、好きなこと、やりたいこと、将来なりたい自分、どんな働き方がしたいのか、本当に貢献できるのか、自分に求められていること、そのレベル感、改めて自分としっかり向き合う期間でした。
何か幅広く色々やりたいなって思っていたから、あまりポジションは気にせず探していました。
バックエンドエンジニア
フルスタックエンジニア
テックリード
機械学習エンジニア
データエンジニア
データサイエンティスト
こんな感じ。
カジュアル面談での体験
だいたい1ヶ月くらいを目やにして、とにかく興味ある会社は話聞いてみようと最終的には22社くらい話を聞いてみました。
やっぱりこれまで1つの会社で視野が狭くなっていたんだなというのをこれで実感しました。
1日に4社くらいカジュアル面談した日もあったけど、それは色んな企業や人の話を聞いてみるのが単純に楽しかったというのが大きいです。
印象的だったのは、
カジュアル面談って言いながら面接が始まったところがあったこと(2社)。わあ!これが有名な例のやつかーって考えながら面接していました。別に面接自体は嫌な体験ではなかったので良かったけど、それ以降のカジュアル面談はちょっと気持ちを引き締めた。
誰も来なかったカジュアル面談があった。速攻連絡したけど、結局返信あったの翌営業日(面談が金曜日だったので、返信来たのが月曜日)でした。いーそっかそっかそういうこともあるよねって感じではあったけど、企業や事業にはかなり興味あったものがちょっと萎えた。
あたりでした。
選考での体験
全体的にあまり緊張はしなかった気がします。ちゃんとお互いがマッチングするか丁寧に確認するような感じの面接が多かったです。それでも、なんか会社によって色々だったのが面白かった。
圧迫面接みたいなのが1社もなかったのも良かったですね。
選考の中で印象的だったのは下記のようなところ。あとは想定どおりの面接って感じのところが多かったと思います。
コーディング試験
1社だけあった。オンラインコーディング試験のサービスを使って、制限時間内に3問解くというようなもの。
事前にそのサービスの練習問題を何問か解いて慣れてか挑んだ。ケース面接
エンジニアポジションではあったけど、AI系だったことと超上流から入ることになりそうな会社では急遽ケース面接始まったことがあった。問題設定だけあって、ヒアリングを重ねて思考プロセスを言語化しながら、課題設定、ソリューション設計、提案などをその場で進めていくような形。
急に始まって緊張したけど、実際の仕事みたいな感覚でできたなあ。リファレンスチェック
いくつかの会社でこれがありました。初めての転職ってこともあって、会社にバレないように答えてもらえそうな人探すのがとても大変だった。結局何とかはなったけど、これが求人票に書いてあるところはそれだけで避けたくなるくらい。
そういえば、面接する前に面接担当の方の名前が分かった場合、その人が書いた記事とかブログとか読むようにしてました。知らない人でも安心感出たりするので。
オファーでとても悩む。人生がかかっている選択
結局最終的には、幸いにも4社からオファーをもらうことができて、とてもありがたかったです。
どの会社も魅力的で、どこに行っても楽しくやれると思えたのでなおさら選択に悩みました。条件面を表にして並べたり、再度自己分析して本当にやりたいことがやれるところはどこか、あるいは拭えない違和感が何かを確認したり、色んな側面から選択をできずにいました。
お世話になった転職エージェントの方にもめっちゃ相談してました。人生相談!
数値化してみたものの、あんまり意味なかった気もします。まあ自分が何を気にしているかを形にできたという面は大きいですが。
決め手
4社からオファーもらえたことと、面接などの選考体験が良かったおかげでしょうか。今回の選択が間違っていても、また次に行けば良いやって思えたんですよね。
なので、現職から一番ギャップを感じているところを選択することにしました。
選択できなかった他の3社にはとても申し訳ない気持ちもありました。
ドキドキしながら会社に退職する旨を伝える
ぶっちゃけ、心理的にこれが一番難関だった気がします。もう決めたからには早く次に行きたい気持ちはありつつも、やっぱり嫌になってやめるわけではないし愛着もあったので、強く引き止められると揺らぎそうな気もしていました。
こうやって自分がブレるのが嫌だったのと、どこからも内定貰えなかった場合のカッコ悪さを気にして、選考の途中でも誰にも言えませんでした。
結局、プロジェクト的にも人員的にもそんなに悪いタイミングだったのもあり、割とすんなり受け入れてもらいました。上司の上司が背中を押してくれたのもありがたかったです。上司と上司の上司の二人とは何回か面談だったり飲みに行ったりはしました。
人事とかからも面談入ったりして理由聞かれるとかあるかもーって思ってたけど何もなかったのは意外でした。
あー、ただ、引き継ぎの都合で最終出勤日が希望通りいかなくて、年休全部使えなかったのは嫌だったポイント!
お世話になった人、仲の良かった人にも伝える
ここも伝えるのが心苦しい人がいました。前のプロジェクトで一緒に働いて、いつかまた一緒に働けたらいいなーって思ってる人もたくさんいました。
それでも退職する旨を伝えると応援メッセージを貰えることが多かったのはとてもありがたかったし、不安ももちろんあったので心強かったのを覚えています。
このときにもらったメッセージは全部宝物です。自分を奮い立たせる必要が出た時に読んで元気もらっています。
まとめ
全体的にうまくいった転職活動だったんじゃないかと思っています。転職活動自体が楽しかったのが一番大きい気がしますね。いやそれでも準備や気持ちの負担は大きいのでハードだったのは間違いないんですが。
こうやって振り返りながら書くことで、その時の大切な気持ちなども思い出せるのでまた今の仕事頑張ろうって改めて思っています。振り返り大事。
良ければこちらも読んでください。よし、後は1年越しの入社エントリー書くだけだな。では。
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