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読み聞かせした本(46 )『うまれたよ!アゲハ』2024年5月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

読んだ本 『うまれたよ!アゲハ』 写真 安田守 構成・文 小杉 みのり 岩崎書店

選んだ理由

・出勤すると、3年生がみかんの木のところで何かやっていた。話を聞くととアゲハにあげる葉っぱを採っていた。今ならぴったり!と思ったから。
・昨年は『うまれたよ!モンシロチョウ』を読んだが、実際に『アゲハ』を育てているなら幼虫に対する拒否反応も少ないかと思ったから。

子どもの反応

・表紙を見せると「アゲハ!」「今、やってる(育ててる)」といった反応があった。
・幼虫の姿が苦手な子が数人いて、指のすき間から絵本を見ていた。
・黒い幼虫も、緑の幼虫も、サナギも実物を見て知っていたので、ページをめくるとそうそう、という感じで見ていた。
・「うんち」のところではやっぱり笑いがおきた。

まとめ

あとで廊下の飼育かごを見に行くと、黒と白の幼虫、表紙のような鮮やかな緑の幼虫、さなぎになろうとして動かない幼虫、サナギになった幼虫、いろいろな状態を見ることができた。一匹ではなく、たくさんいるので成長の過程を一度に見ることができる。「まだチョウにはなっていない」と子どもたちが言っていた。

この本によるともう少しでチョウになりそうなので、週明けに見に行くのが楽しみ。

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