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読書の記録(44)『サイボーグ時代 リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略』吉藤オリィ きずな出版
吉藤オリィさんに興味を持って、ここ最近続けて何冊か読んでいる。この本はビジネス書というか大人向けな感じ。20~30代にささりそうな感じがした。帯の写真もそうだが、最終ページの写真もとがったイメージを受ける。この本のターゲットにした層や、本のコンセプトの違いのせいか、今まで読んできた吉藤オリィさんとはまた違った印象を受けた。
心に残ったところ
第6章『「できない」を武器に変える』が印象に残った。
読書の記録(43)『オリヒメ 人と人をつなぐ分身ロボット』吉藤オリィ 文加藤悦子 子どもの未来社
手にしたきっかけ
先日『ミライの武器』を読んで、『世界でいちばん優しいロボット』も読んだ。吉藤オリィさんのことを子どもたちに紹介できる本を探してたどり着いた。こちらは写真が多くて子どもが視覚から入りやすそう。
心に残ったところ
表紙は吉藤オリィさんもオリヒメ(OriHime)もカメラ目線。扉のページでは吉藤オリィさんとオリヒメ(OriHime)の目が合っている。こういうところに気がついてつぶ
読書の記録(42)『世界でいちばん優しいロボット』 文 岩貞るみこ 絵 片塩広子 絵 講談社
手にしたきっかけ
先日『ミライの武器』を読んで、吉藤オリィさんのことを子どもたちに紹介したくなった。1冊でブックトークをするとなると高学年向けになってしまので、他に子ども向けの本がないか探していて見つけた。
ノンフィクションを紹介するときによく挙げる1冊が『しっぽをなくしたイルカ~沖縄美ら海水族館フジの物語~』だ。イルカは小学生に人気で、動物好きな子が何人かいつも興味を示してくれる。
『世界
読み聞かせした本(45 )『ぼくだけのこと』2024年5月
小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。
読んだ本 『ぼくだけのこと』 作 森絵都 絵 スギヤマカナヨ 理論社
選んだ理由
・森絵都『帰り道』を学習するのに合わせて。
・以前読み聞かせした『希望の牧場』とは、またちがった雰囲気の本だから。
・自分に自信をなくしたり、人と自分を比べたりすることが高学年になると増えてくるように思う。『じ
読書の記録(40)『ミライの武器「夢中になれる」を見つける授業』吉藤オリィ サンクチュアリ出版
手にしたきっかけ
昨年、中3の長男と学校見学などにいくうちにロボコンやロボットに興味を持つようになった。いままでは気にもとめずにいた本や記事が目に留まるようになった。
吉藤オリィさんのことも、何かのおりにTVで見て知ってはいた。若くて才能あふれる人がいるんだなあ、ぐらいの認識だった。幼いころから自分の好きなことを探求し、自分の夢を叶えたすごい人なんだろうなあ、ぐらいの認識だった。ところが本を読
読み聞かせした本(44 )『すうがくでせかいをみるの』2024年4月
小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。
読んだ本 『すうがくでせかいをみるの』 ミゲル・タンコ作 福本友美子 訳 日本語版監修 西成活裕 ほるぷ出版
選んだ理由
・進級した子たちに、自分の好きなことを大事にしてほしいというメッセージを贈りたいと思ったから。
・巻末の『数学ノート』が自学ノートのヒントになればいいなあと思ったから。
読書の記録(38)『どんなイチゴも、みんなかわいい』作 葦原かも 絵 中田いくみ 童心社
手にしたきっかけ
司書になって読み聞かせをしたり、児童書を読むようになって、中田いくみさんの絵にすごく惹かれている。2月に読み聞かせした『ママ、どちがすき?』もすごく好きだ。
『どんなイチゴも、みんなかわいい』も中田いくみさんの絵が素敵だし、『うみのとしょかん』の葦原かもさんのお話なら、楽しく読めそう!と思い読んだ。
心に残ったところ
3つのお話があって、ごくごく普通の小学生の日常が描かれ
読書の記録(37)『杉森くんを殺すには』長谷川まりる くもん出版
手にしたきっかけ
YAに向けたリーフレットづくりでご一緒した司書さんに教えてもらった。
最近知って、気になっていた1冊。題名にぎょっとするが、どんな話なんだろうと興味をそそられた。
心に残ったところ
重い話なのか、軽い話なのか、よくわからないまま話は進んでいく。
お弁当食べる人が変わっていくところや、今までとは友達が変わっていくところなどは、自分の中高生時代を思い出しながらなつかしく読んだ