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現役SE×研修講師の【プログラミング教育論】

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現役SE×研修講師の目線で考える「身になるプログラミング教育」について、実体験や教育事例を中心にまとめる教育系noteマガジン
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ハンガリーの「丁寧さ」にみるボトムアップの学び方

前回から、海外の「プログラミング教育」事情(2018年版)と題して、各国のプログラミング教育について調べてます。 来たる2020年のプログラミング教育必修化に向け、各国の教育事情をもとに「どんな教育が必要になるか?」を現役エンジニア 兼 講師の目線で書きまとめています。 第1弾となる前回のnoteでは、香港を取り上げました。 香港の競争力の鍛え方は非常に参考になりますのでぜひご一読を👇 第2弾となる今回は、天才科学者を輩出する国としても有名なハンガリーのプログラミング教

香港の「STEM教育」にみる競争力の鍛え方

前回、海外の「プログラミング教育」事情(2018年版)と題して、海外の各国は「いつから」「どんなことを中心に」プログラミングを教えているのか、という点についてまとめました。 海外のプログラミング教育を整理していくなかで見えてきたのは、学習内容には「論理思考習得」と「実践技術習得」の2フェーズあるということ。 16か国(うち地域が2つ)のなかでも、僕が個人的に「バランスがいいなあ」と感じたのが、香港です。 さらに、香港は競争力の鍛え方も上手だなあと。 今回は香港の取り組