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現役SE×研修講師の【プログラミング教育論】

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現役SE×研修講師の目線で考える「身になるプログラミング教育」について、実体験や教育事例を中心にまとめる教育系noteマガジン
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#プログラミング

このままでは"名ばかりプログラミング教育"が布教する

プログラミング教育、スタートに黄色信号 👆は昨日のヤフーニュースの見出し。 まあそうだよねっていう感想です。 全国47都道府県のなかで来年度から始まるプログラミング教育の準備OKと回答したのは7県だそう。 ただでさえ忙しい小学校の先生。 中学校や高校の先生のように単一教科だけを教えるわけじゃありませんし、勉強以外にもクラス通信的なものやテストの成績管理など、手がいくつあっても足りない仕事量です。 しかもそこにきて英語は必修科目、そしてプログラミング教育も、となると

プログラミングを避けてきた僕が、プログラマーになり、今ではキッズプログラミング教室を運営するまでに至ったワケ

池澤あやかさんをご存知だろうか? エンジニアでありながらタレント活動もするギーク女子👩 彼女のTwitterではTech系の最新トレンドやイカすガジェット情報など、エンジニアにとって興味をそそられる情報が多数発信されています。興味のある方はチェックしてみてください。(ちなみに彼女もカレー好き🍛) そんなギーク女子こと池澤さんがプログラミングの面白さについて語ってた 「なぜプログラミングの学習を?」について池澤さんがインタビューに答えるなかで印象的だったのがコレ👇 W

プログラミング教室を開催して感じた、これからのプログラミング教育に必要なこと

※この記事は、2018/11/17に弊ブログ「Motologue」で公開した記事を加筆修正したものです。 新年度を迎えましたね。2019年度を迎えたということは、プログラミング教育の必修化が1年後に迫ってきたということでもあります。 僕自身、SE×講師として働いていることもあり「子どもたちにとって身になるプログラミング教育とはなんだろう?」というのは興味のひとつです。そこで、不定期ではありますが、このマガジンを通して教育事例や実体験を中心にプログラミング教育について思うと

プログラミングせずとも"プログラミング的思考"を鍛えられるか?

※この記事は、2019/02/05に弊ブログ「Motologue」で公開した記事に加筆修正したものです。 日本においてプログラミング教育が必修化となる2020年を目前に、小学校では様々な取り組みが始まっています。 今回は様々な取り組みから事例紹介を織り交ぜつつ、僕自身のプログラミング学習の経験をもとに「プログラミングせずとも"プログラミング的思考"を鍛えられるか?」ということについて書きます。 結論からお伝えすると、"できなくもないが難しい"かなと。なぜこの結論に至った

海外の「プログラミング教育」事情(2018年版)

2020年から「プログラミング教育」が必修化されますよね。 必修化の背景には大きく2点あります。 ①国内のIT人材不足 ②日本の国際競争力の向上 このあたりについては、ブログやnoteでこれまで何度か触れてきているので、そちらの記事を読んでいただいている方には既知の情報だと思います。 まだよくわからない…という方は、このあたりを読んでみてください👇 さて、2018年7月に文部科学省が、小学校プログラミング教育必修化に向けた具体的な実施工程表を発表しましたね。 👆のn

「プログラミング教育」必修化の落とし穴

先日のWBSで紹介された「2018年 子供にさせたい習い事」ランキング。 第2位にプログラミングがランクインしましたね。 2018年4月に発表された調査結果によると、 子ども向けプログラミング教育市場規模は、2023年に226億4,000万円に達し、2013年の約34倍に拡大する見込みである とあり、2023年のプログラミング教室数は1万超えと予測されています。 これだけ市場規模が拡大している背景に「2020年の教育問題」があります。 ご存知の方も多いと思いますが、

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