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現役SE×研修講師の【プログラミング教育論】

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現役SE×研修講師の目線で考える「身になるプログラミング教育」について、実体験や教育事例を中心にまとめる教育系noteマガジン
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#教育

可能性を潰したり、悲観を注入する大人にはなりたくない

年上であっても尊敬できない人はいるし、年下であっても尊敬できる人はいる。 昨日は10年前に活動してた学生NPOの新年会に参加してきたんですが、今の学生たちのポテンシャルの高さに感心しました。 僕も10年前、活動の一環で100人を超える人の前でプレゼンしたことありますが、正直当時は準備したことを話すのに精一杯でオーディエンスの顔色伺うなんて余裕はありませんでした。 学生の活動報告は小学生に授業をしてきた、というものだったんですが、小学生を相手にするってのは本当に難しい。

プログラミングせずとも"プログラミング的思考"を鍛えられるか?

※この記事は、2019/02/05に弊ブログ「Motologue」で公開した記事に加筆修正したものです。 日本においてプログラミング教育が必修化となる2020年を目前に、小学校では様々な取り組みが始まっています。 今回は様々な取り組みから事例紹介を織り交ぜつつ、僕自身のプログラミング学習の経験をもとに「プログラミングせずとも"プログラミング的思考"を鍛えられるか?」ということについて書きます。 結論からお伝えすると、"できなくもないが難しい"かなと。なぜこの結論に至った

海外の「プログラミング教育」事情(2018年版)

2020年から「プログラミング教育」が必修化されますよね。 必修化の背景には大きく2点あります。 ①国内のIT人材不足 ②日本の国際競争力の向上 このあたりについては、ブログやnoteでこれまで何度か触れてきているので、そちらの記事を読んでいただいている方には既知の情報だと思います。 まだよくわからない…という方は、このあたりを読んでみてください👇 さて、2018年7月に文部科学省が、小学校プログラミング教育必修化に向けた具体的な実施工程表を発表しましたね。 👆のn

「プログラミング教育」必修化の落とし穴

先日のWBSで紹介された「2018年 子供にさせたい習い事」ランキング。 第2位にプログラミングがランクインしましたね。 2018年4月に発表された調査結果によると、 子ども向けプログラミング教育市場規模は、2023年に226億4,000万円に達し、2013年の約34倍に拡大する見込みである とあり、2023年のプログラミング教室数は1万超えと予測されています。 これだけ市場規模が拡大している背景に「2020年の教育問題」があります。 ご存知の方も多いと思いますが、

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