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「二次会行く人ー!?」って言える人になりたい

年末年始。すなわち、忘年会・新年会の季節。
飲み会に行くたびに、いつも思うことがあります。
それは……

「二次会行く人ー!?」って言える人、すごくない??

一次会が終わって、ぞろぞろと店の外に出てきて、
「この後、二次会あるんかな……?」
って、探り合いみたいになる時間ってあるじゃないですか。

そういうとき、私は黙ってしまうタイプなんです。
でも、二次会があるなら、行きたい。
お酒大好きだし、職業柄、家族以外と話す機会があまりないので、人と会うときは目一杯話したい。
でも、自分から「二次会行きましょ!」とは、どうしても言えないのです。

だって単純に誰も行ってくれなかったら悲しいし、そもそもそんな大声でみんなをまとめるようなキャラじゃないし。
それに、まとめ役になったら人数を把握してお店を探すという責任も出てくるし。(いや、もちろんみんなで協力してお店探しするんだけど)
しかもさっき「私、明日朝から仕事でー」「私もですー」みたいな会話があったし、それは暗に「二次会には行きません」という意思表示だったのでは……なんて、頭の中で言い訳したり深読みしたりしながら、その場の空気に身を任せる私。
他の人たちも、同じような感じで様子を伺っている。

そんな中、

「二次会行く人ー!?」

って言ってくれる人、マジで神か救世主じゃないですか?
みんなが避けがちな役割を引き受けてくれて。めちゃくちゃカッコイイ。
こんな人になりたいなと、いつも思います。

そんな感じで毎回人任せで二次会を楽しませてもらっている私なので、二次会の声掛けがなければトボトボと帰ることになります。

先日の飲み会では、いつも声掛けしてくれる人たちがたまたま早く帰らねばならず、声掛け苦手組だけが残りました。
「この後、どうしようか……?」みたいな空気が流れたものの、結局誰も二次会については言い出さず、その日はお開きに。

帰り道、一人で歩きながら

「あー、声だけでも掛ければよかったな」

と思いました。
付き合ってくれる人がいたかもしれないし、いなかったとしても
「じゃあまた今度!」
であっさり帰れたはず。

声を掛けなかったという後悔があるがために、楽しかった飲み会の後なのに、ちょっぴりモヤモヤして淋しくなっている。

それなら、思い切って言ってみた方が絶対いいよなと思ったのです。

次回、飲み会があるときは勇気を出して声を掛けてみようかな。
もちろん、大声でみんなをまとめてくれる神か救世主が現れることを期待しつつ。

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