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環境と、私

今日は、とあるイベントに出展した。
私自身、写真作品がたまっていたので、どこか発表したい思いが募っていた。
そんな時に、職場の社長がやる音楽イベントでフリーマーケットが1000円で出せると聞いた。
私はそれに飛びついた。
それが、地獄の入り口とも知らずに…

私の作風は自然とふんわりした動物の作品だった。
でも、私に音楽の知識がなかったので、完全にイメージが違うかった。

野外フェスなんだけれど、
爆音の音楽(ヒップホップ)が流れているエリアに到着。
その時点で多少の違和感があった。
そして、受付に行くと、編み込みドレッドヘアーぽいイカついお兄さんに挨拶をされた。
私は、完全に間違ったところに来たと痛感した。
何か、女の人も、やたら派手で、その子供も見たことのないくらい派手な有様。
一言であの人たちの言葉で表すと、

「やばすぎ」

あり得ない場所で喫煙をし始めるマナーの最悪な人々。
酒を飲んで無茶苦茶になった社長が話しかけて来た。

職場では、すごくお世話になってる社長で、優しいし、頼もしい。
私をデザイナーとしてここまで育ててくれたのは間違いなく社長だし、すごく尊敬しているし、感謝もしている。
でも、ちょっと、いや、かなりドン引きしてしまった。

他の職員や利用者も遊びに来てくれていたけれど、私のブースを見てくれた人は1人もいなかった。
何と言うか、曲がりなりにも同僚なのだし、普通知り合いで来たりしたら、見に来ない?
知り合いが出してたら、200円のポストカードの1枚くらいお情けで買わない?

「ポストカードって何に使うんっすか?w」

と一言だけ言われた。
あまりに失礼な態度にがっかりした。
購入してくれない事にがっかりしたんじゃない。
ただ、こんなにも薄情な人達だったのだと見抜けなかった自分にがっかりしたのだ。

最近周りの人たちと自分との違いをとても考える機会が多くなっていた。
ミュオグラフイアート関係でたくさんの良い交流があり、知り合いの輪が広がった時は、本当に良い空気に包まれていた。
みんな私の事を尊重してくれ、蔑ろにする人はいなかった。みんながみんなを思いやっていた。

最近、職場で仲良くしている人達は、陰口ばかり。
友人だと思って仲良くしていた人達も陰口ばかりで、簡単にドタキャンをする。
障害の特性を持っているから許容範囲もあるけれど、さすがに関わって行く事そのものが厳しくなって来た。

とくに、陰口がすごく私を悩ませている。
一緒になって言って、聞いたりしている時点で同罪だし、言ってる人を非難したいのじゃなくて、

「陰口に加担している自分が醜くて悲しい」

私は、できる限り陰口を言いたくない。
このブログも見る人が見れば陰口になるのかもしれない。
何も完全に言わないでほしいわけじゃない。
人間息抜きは大切だし、生きていれば愚痴の一つや二つ、誰にでもあるからだ。

周りの人達、同僚や職員、一部の友人にとても違和感を覚えているのが事実。
私の居場所はもうここじゃないんだなと、今日は痛感した。
今の職場は、職員の入れ替わりがとても激しい。
1年〜2年でほぼ職員が入れ替わっている。
その理由が何だかわかる気がした。

幸いな事に、私は引っ越しと、結婚の予定を控えている。
Webデザイン講座を受けて、転職活動もしている。
早く環境を変えたい。

そんな中でも、変わらぬ関係を続けてくれている先生、友人や家族、恋人に感謝しかない。

成長したって事なのかもしれない。
合わなくなって来た友人や、今回関わりたくなくなった人達とは、ほどよく距離を置こう。
そう思った悲しい1日でした。

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