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どういう人間でありたいか 寛容であることpart2

 
自分や、大切な人の生命を脅かすようなものは別として、ある程度の失敗は許せる心を持っていたいと思います。

 
怒っている時は、間違いなく身体・心が不快な状態になっていると感じます。

 
自分が怒っていなくても、他人が怒っている・怒られているのを見るだけで嫌な気持ちになるので、できるだけ、そのような状態になるのは避けたいのです。
 
 
どちらかというと、「許す」というよりも、些細な事では腹を立てない状態でいたいという方が近いかもしれません。
 
 
腹を立てない方法としては、やっぱり余裕を持つことですよね。
イライラするのは、何かしら自分に対してストレスを与えられるからです。
怒りが爆発するのは、その溜まっていったストレスが自分の許容量を超えたときです。
 
 
例えば、タクシーで運転手さんが道を間違えた、という同じ状況でも、
 
自分が、大事な商談に遅刻しそうな時と、次の予定まで時間がたっぷりあるときでは感じ方が違います。
 

完全にストレスフリーで生きていくのは難しい世の中なので、怒りたくないのであれば、ストレスが許容量を超えないようにその器を拡げるしかありません。
 

些細なことに腹を立てないように、という目的のためだけに、時間・お金・そして心に余裕を持つ努力をするというだけでも価値がある気さえします。
 


心の許容量には、もちろん考え方が大きく影響します。
これまでの経験から、「過ぎたことよりも未来を考える」ということが有効かなと思います。
 


私は、大学時代理系研究室で実験の毎日でしたが、未知のものを解明しようとするあの世界では、失敗を避けることはできません。


というか、失敗前提なので、一つひとつの失敗に心を挫く必要も暇もなく、むしろ失敗をすることで、次はどうすればいいかの指針が一つ増えることになるだけです。


 
部下や後輩・子ども・隣のあの子・そして自分がしでかしてしまった過去だけに目を向けても生産的じゃありません。
 

そのミスを踏まえて、次に何をしたらいいのかを反射的に考えられるようになると、自ずと腹を立てることを忘れてしまうのではないでしょうか。

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