[ChatGPT] "なんとなく"から“なるほど”へ「生成AIで今日からできる効率化テクニック」セミナー記録
こんにちは、キン担ラボの本橋です。
生成AIセミナーの講師をお声がけいただきまして、ホイホイ出向いて2時間ばかりお話させていただきました。2時間の長丁場は久しぶりです。
もっというと追加で同じ日の午後にも3時間の研修講師もご依頼いただきまして、休憩をはさみつつ5時間も喋ったのは初めてです。案の定終わってからヘロヘロになってました。
会場には12名、オンラインのウェビナーからも30名近くの方々がご参加くださいました。
式中トークの間はオン・オフ両方の会場から多くのご質問をいただきまして、なにせ登壇して会場からの反応が無いと本当に辛いので、本当に本当にありがとうございましたという気持ちです。
会場スタッフの方々のサポートもあり、僕としてはだいぶお気楽に喋らせていただくことができました。この場を借りてお礼申し上げたいと思います。
「生成AIで今日からできる効率化テクニック」のアウトライン
さてこのnoteでは、2024年3月1日の金曜日に開催したセミナーの様子を公開したいと思います。例によってボイスレコーダーの書き起こしと、セミナーで使用したスライドをもとに紹介いたします。
このあとには書き起こしの要約が続きます。要約にはGPTsの『サマ郎』を使いました。今回はTOMLではなくGPTsです。
サマ郎が要約してくれた文章のため、「本橋さんは~」とか、「講演では~」など、第三者視点の説明口調となっているのはそのためです。
我ながらちょっと読みにくい気もするのですが、サマ郎のデモも兼ねているのでそのまま掲載しました。(情報として明らかに間違っているところは修正しています)
ChatGPT - サマ郎 (openai.com)
サマ郎は書き起こしをペタっと貼り付けると、セクションに分割しつつ、見出しと発言の引用、概要の要約をセクションごとに出力してくれます。
Markdown形式で出力してくれるので、noteの下書きにコピペすればある程度の体裁を持ってくれます。記事化がとても楽になりました。
サマリー作成のサマ郎もよろしくお願いします。
パート1: 自己紹介と個人AIプロジェクト
本橋さんの自己紹介と活動紹介
本橋さんは1977年埼玉県生まれで、2004年から徳島在住。木工、電子工作、プログラミングなどをテクノロジーを駆使した趣味として楽しんでいます。2人の子供と奥さんと神山町で生活。株式会社モノサスに所属し、キン担ラボでシステム構築の仕事を行い、立体法人で神山メーカースペースを設置。地域の人々とレーザーカッターや3Dプリンターを用いた活動を行っています。
チャットGPTの使用経験とハルシネーションについて
講演では、聴衆にチャットGPTの使用経験について質問し、いくつかの反応がありました。本橋さんは、チャットGPTが時に「ハルシネーション」と呼ばれる、不正確な情報を生成することがあると説明。具体例として、彼自身の経歴に関する情報を使い、チャットGPTがどのように反応するかを示しました。これは、AIが不完全な情報から推測を行う場合に生じる現象です。
AIを活用したプロジェクトと録音の書き起こし
本橋さんは、自身のプロジェクトでAIをどのように活用しているかを紹介。特に、講演やイベントの録音を文字に書き起こし、その後それを要約するプロセスにチャットGPTを使用しています。これにより、講演の内容を効率的に記録し、共有することができます。また、彼はこのプロセスのデモンストレーションも行いました。
書き下ろし:質問コーナー
Q&Aは胸元のボイスレコーダーでは拾えませんでした。このセクションは書き下ろしです。
各パートの終わりには質問コーナーを設けています。ここで一息つきつつ、会場から質問を募集して振り返りをしました。
手を上げて質問する、というのは大勢の参加者がいるセミナーなんかだとなかなかハードルが高いですよね。でも登壇者としては質問という反応があると嬉しいものです。深掘りができつつ、視点も増やせるので参加者の満足度も上がります。欲しがりやさんな自分としては質問のハードルを下げるためにパート間の質問コーナーを用意しています。
この先々で途中に質問コーナーがあるぞと思うと質問を考えながら話を聞いてくれるようになるのか、セミナーの最後のころには反応もとても良くなっています。お試しください。
パート2: AIに「知識を与える」2つの手法(GPTsとRAG)
プライバシーの懸念と画像生成AIの使用
このセクションでは、チャットGPTの使用におけるプライバシーの懸念に焦点を当てました。本橋さんは、OpenAIが提供するAPIを介して収集されるデータの取り扱いについて説明し、ユーザーの懸念を和らげようとしました。さらに、画像生成AI「DALL-E」の使用例として、カワウソのイラストを生成するデモを行いました。
プロンプトの理解とAIと人間のコミュニケーションの違い
本橋さんは、ChatGPTにプロンプトとは何かを問い、プロンプトがAIにとっての指示や質問であるという説明を受けました。彼はさらに、AIがプロンプトを文字列として解釈し、それに基づき回答を生成するというプロセスを説明し、これが人間の感情や意図を理解するコミュニケーションとは根本的に異なることを強調しました。
プログラミング言語の進化とChatGPT
本橋さんは、プログラミング言語の歴史的進化を説明し、それが現在のChatGPTにどのように繋がっているかを示しました。彼は、過去の複雑なプログラミング言語が徐々により人間に近い形に進化し、最終的にChatGPTのような自然言語処理に至ったことを解説しました。
GPTsの活用と検索技術の組み合わせ
本橋さんは、GPTs(複数のGPT)の概念と、これを使って事前にプロンプトを与えて保存し、後から必要に応じて利用する方法を説明しました。また、検索技術とAIの組み合わせについても触れ、どのようにしてAIが与えられた情報から適切な回答を生成するかを解説しました。
質問コーナー
パート3: ワークショップ(またはハンズオン)
ChatGPTを用いた実践的な活用法
本橋さんは、AIを活用して具体的なタスクを実行する方法を実演しました。例えば、ブログの見出しの生成、メールの下書き作成など、日常的な作業を効率化するためのChatGPTの使用方法を説明しました。彼はまた、AIがどのようにユーザーからの指示に基づいて作業を行うかを示し、AIとのインタラクションの重要性を強調しました。
パート4: テクノロジーの進化と普及
テクノロジーの日常への影響と進化
本橋さんは参加者との対話を通じて、日常生活で使用される様々なテクノロジーについて考察しました。彼は、スマートスピーカー、テレビ、パソコンなど、私たちの周囲に溢れるテクノロジーの例を挙げ、それらがどのように生活を便利にしているかを示しました。また、これらのテクノロジーがどのように発展してきたかについても議論し、テクノロジーの進化がどのように私たちの生活を変えてきたかを強調しました。
新技術への反応とテクノフォビア
本橋さんは、新しい技術や変化に対する人々の反応について議論しました。彼は、新しいテクノロジーに対する恐怖や不安、すなわち「テクノフォビア」に焦点を当て、これが歴史的にどのように現れてきたかを説明しました。例として、ラッダイト運動やグーテンベルグの印刷機に対する反応を挙げ、新技術に対する人間の感情の複雑さを示しました。
未来予測とテクノロジーの影響
このセクションでは、本橋さんが未来の展望について考察しました。彼は、新しいテクノロジーが社会や文化にどのように影響を与えるかについて話し、未来の技術が私たちの生活や仕事にどのように統合される可能性があるかを探りました。また、新しいテクノロジーに対する一般的な反応や、それに伴う社会的変化についても議論しました。
テクノロジーの進化がもたらす変化
本橋さんは、テクノロジーの進化が歴史を通じてどのように社会に影響を与えてきたかについて述べました。彼は、鉄道、電気、自動車などの発明が当初は健康への悪影響や、既存の社会秩序への脅威と見なされていたことに触れ、テクノフォビアの歴史的な例を示しました。また、味の素や写真などの発明がもたらした社会的変化や、それに対する人々の反応についても触れました。
AIの現在と未来
このセクションでは、AIの現在と将来の可能性について議論されました。本橋さんは、AIが日常生活の様々な面でどのように利用されているか、そして将来どのような進歩が期待できるかについて述べました。自動運転、健康診断、動物との会話など、AIの幅広い応用分野について触れ、AIが人間の生活をどのように変えるかについて考察しました。
全体質問コーナー
セミナーの締めくくりと質疑応答
セミナーの最後に、本橋さんは参加者からの質問に答えました。特に注目されたのは、テクノロジーの進化による思考力や想像力の低下に対する懸念です。彼は、新しい技術を積極的に使い、その限界を理解することの重要性を強調しました。また、AIの使い方に関する質問に対しては、効果的な質問の仕方や、AIとのコミュニケーションのコツについてアドバイスを提供しました。
おしまいに
最後まで読んでいただきありがとうございました。セミナーで講演しながら口元で録音したデータからこれだけ正確に話題を拾い上げてくれています。ガチっと手を加えればもっと良い資料に仕立て上げられそうです。
今回はここまでにしておきたいと思います。
ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?