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[kintone] AI-X(Transformation)の第一歩を踏み出そう(kintone Café 香川 Vol.12LT要約)

こんにちは、キン担ラボの本橋です。

高松市美術館で実物大ガンダム(の床絵)を見てきました

高松は以前は毎月通っていたこともあります。久しぶりに訪れた高松の商店街は以前に比べても賑やかです。いいですねー、アーケード商店街。

さて、5/11に香川県高松市で開催されたkintone Café 香川 Vol.12にLTで登壇しました。

このnoteでは前半ではkintone Café 高松のダイジェスト、後半では本橋の登壇スライドを交えながらデモの内容をまとめていきたいと思います。


kintone Café 香川 Vol.12 ダイジェスト

会場はco-ba 高松さん、高松中央商店街アーケードの市役所側にありました。大通りに面したビルの1階にあり、すこし歩けば何でもある便利な立地。

会場に到着、おやつコーナーにはポエムがありました。神山から持っていった「よもぎほたパウンド」もおいていただいています。

kintone Caféの理念や方針の共有ののちに、まずはサイボウズ三浦さんからkintoneの基本的な機能と紹介から!

(プログラムタイトルはkintone Café 高松のconnpassから拝借しました)

kintoneの基本・TOPICS   株式会社サイボウズ 三浦 様

想定時間から大幅に短い制限時間の中、駆け足ながらkintoneの紹介をしっかり話し切る。すごい話術。時間は流石にオーバーw

ハンカチを消す手品から、kintoneは手品の種というお話。なるほどなあ。みんなが使えるようにするには種を明かして真似てもらわないと。

kintoneプラスってどんなもの?  酒井 様

リコージャパン酒井さん

kintone plusの紹介! リコーならではの複合機連携は強いなあといつも思う。

kintoneとキンコンで簡単勤怠   河合 様

SKOS河合さん

勤怠管理をkinconeで、8bitなプレゼン資料が素敵!

slackでスタンプ送れば出退勤の打刻ができるが、かならずslackからである必要もなく、いろんな入口から打刻できるのは合理的。見習いたい多様性です。


グループワーク:重複ユーザー回避について    山口 様

山口さん

お悩み相談コーナー! 会員制の施設運営をしていて、会員情報の重複がお悩みとのこと。

名寄せの問題でしたので、柔軟な名寄せ設定が可能かつ遡って名寄せ結果を反映可能な「名寄せプラグイン」について回答させていただきました。

一方でカスタマイズしない対策の極地「香川県民全員分のマスタ作ってしまう」という対策も飛び出していました。すごい発想。

県内ご活用企業様 活用事例1  明星 様

サムズの明星さん

休憩明けは明星さん、県内活用事例ということで、これまで紙を使っていた業務をkintone とじぶんページでがっつりDXしたお話。これでもまだまた足りないと最大活用の道を探っている。

アプリストアにある営業支援パックをアレンジして献立の反応集めに応用しているとのこと。ここまで使いこなしてる人、他にいるのかなってくらい!

県内ご活用企業様 活用事例2  加藤 様

kintone Café香川運営の加藤さん

プラグイン利用状況の分析や、レコード内容をhtmlに埋め込むことで帳票出力を可能にするプラグインの紹介。htmlにプレースホルダー置換をかけてやれば帳票になるしPDF化も容易。なるほど!

AI-X(Transformation)の第一歩を踏み出そう 本橋 様

DXにつづいてAI-Xの時代です。と大きく構えてみたものの、ちょっとした作業をこうやってChatGPTにお願いしようというネタでした。

プラグイン販売における認証サービスについて   沖 様

続いて沖さん、プラグインの認証サービスについて! その前のお約束とプラグインのお行儀の話から。

プラグイン開発者にとって耳が痛かったり参考になったり、ためになるお話が盛りだくさんでした。

kintone導入時のマルヒテクニック 祢屋 様

祢屋さん、システム導入の悩みどころ、と見せかけてkintoneを導入するときに使える補助金の話!

補助金はお客さんのためにも積極的に提案していきたい。

hive広島の振り返り 蒲原 様

とりは蒲原さん、hive広島の振り返りということで、登壇六社のダイジェストです。撮影NGスライドなので添付は当日の写真を。

1つの登壇を1枚のスライドで紹介するという力の入った解説スライドを軽快なトークで紹介していただきました。まとめ力がすごい!

開墾隊の取り組み 高松 様

飛び入りで開墾隊の高松さん、人手不足を解消するための農業サポーターアルバイトの管理にkintoneを使いはじめようとしているところ。

手伝って欲しい仕事の募集をgoogle form&GASとkViewerを使っているそうです。

本橋LT: AI-X(Transformation)の第一歩を踏み出そう

ここからは本橋のLTの概要です。現地ではブラウザからkintoneとChatGPTの画面を開いて、あれこれデモを交えながらのご紹介でした。

公開用スライドにリンクしてます

タイトル:AI-X(Transformation)の第一歩を踏み出そう

引用:「大上段に構えましたがChatGPTで楽にしようというお話です」

AIXはDX(デジタルトランスフォーメーション)のAI版(AIトランスフォーメーション)です。

業務プロセスの変革にAIを利用するといっても、相手が人間の場合と同じでAIに何ができるか知らなければ仕事を任せることはできませんね。

自分の仕事を手伝ってもらうことで理解を深めよう、という趣旨です。

2つのネタはどちらもライトコースでも使えます!

デモ1:kintoneプラグインと標準アイコンの一括ダウンロード

引用:「あらかじめ手作業を減らします」

複数のアプリが絡み合う構成図を書く、というのはkintoneでシステムを構築する際にどなたもご経験があるのではないかと思います。

図の上では「会員名簿」みたいにラベルを付けた囲みで表現してもよいですが、少し見栄えを気にしたい際はアイコン画像を貼り付けたくなります。

チリも積もればなんとやら。何度も何度も繰り返していると気が重くなってきます。最初にまとめてダウンロードしておいて、あとから再利用できるように準備しておきましょう、というデモでした。

詳細な手順は過去のnote記事にまとめています。

デモ2:ダミーデータの生成

引用:「今度はダミーデータを100万件作りたいんだけどどうしたらいい、これもChatGPTにお願いしようということでライトコースでも使えます」

アプリの動作テスト環境はデータが空の状態から始まります。ここにダミーデータを放り込むためにChatGPTの力を借りよう、というデモでした。

新規にアプリを作ったらすぐにcsvエクスポートをするとダミーデータのテンプレートが手に入ります。空のCSVをそのままChatGPTに投げて「ダミーデータをいい感じに作って!」とプロンプトすれば完成。

ラジオボタンやルックアップがうまいこと読み込めない場合は、「このフィールドは**と**のどちらかから選んで!」みたいにその都度プロンプトしてあげてください。

以前試したときは100万件の作成を依頼すると途中でエラーを吐いて止まってしまいましたが、この日は最後まで作成してくれました。30MBくらいある巨大CSVファイルです。

kintoneのレコード数上限も100万件なのでご利用にはご注意ください。

こちらも過去のnote記事に詳細な手順をまとめてあります。


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