見出し画像

メンタルトレーナーが答えるビジネスパーソン相談室

こんばんわ。
先日、メンタルトレーナーの高畑さんという方と、グロービス経営大学院の鳥潟さんという方が、ビジネスパーソンの悩みに答えるという企画があり拝聴しました。いくつかの質問の中で、「自分に何が向いているかわからない」というよくある質問だけれど、どう答えるのか興味を持ちました。

回答は「やりたいことをやる」。

やりたいことをやっても生活できないことが気になって一歩が踏み出せない人も多いのでは?という質問には、「食えないことを心配することはわかるけれど極端にいうと、ここは日本。最悪食べるだけなら何とかなるのでは?それよりも一度しかない人生にやりたいことにチャレンジしない方がよくないのではないか」と続きました。

この回答自体もよくあるようにも思いますが、でも結局はそうだな、、、と思う。やりたいこと、、、棚卸しようと思います。

やりたいこと繋がりでもう一つ。
人生はたった4000週間(1年約50週×80年)らしいです。

本当にやりたいことを確実にやるには、
・自分の取り分を取っておく
 (本当にやりたいことは今すぐ実行する)
・進行中の仕事を制限する
 (進行中の仕事は3つまで)
・優先度「中」を捨てる
 (やりたいことトップ25をリストアップ、最も重要なものから重要でないものへと順番に並べる、上位5つに時間を使い、残り20項目は捨てる)
という3つの原則があるようです。

(オリバー・バークマン著「限りある時間の使い方」より)

あと、かれこれ20年以上定期購読しているThe21の今月号で「人生100年時代のマインドセットを手に入れよう」という連載が始まりました(PHP研究所 The21(2023年7月号)。そこにあった「会社はいつか卒業するけど人生は続く」というフレーズにハッとしたり。

他にもライフシフトの法則なるものの紹介も気になりました。4つの法則で構成されているらしい。

①5つのステージを通る

・このままでいいのか、何かおかしいと心が騒ぐステージ
・目的地は定かではないけど何かをやってみようと旅に出るステージ
・自分が大切にしたいものにきづく自分と出会うステージ
・目的地をめざしてインプットや試行錯誤を重ねる学びつくすステージ
・過去を活かし、過去を捨てて新たな自分になる主人公になるステージ

②旅の仲間と交わる
ライフシフトの旅には次の様な旅の仲間が登場する

・主人公に自分が大切にしたいものを気付かせてくれる「使者」
・目的地を目指して一緒に旅をしていく「ともだち」
・前に進むために力を貸してくれる「支援者」 
・ものの考え方やあるべき姿を説いてくれる「師」
・未来社会や目指すべき生き方を唱える「預言者」
・目的地にたどり着くヒントやアイデアをもたらしてくれる「寄贈者」
・前に進もうとするときにその想いや意思の強さを問う「門番」

③自分の価値軸にきづく
 次の3つの領域の価値軸に向き合い、これまで大事にしてきた価値軸とこれから大事にしていきたい価値軸の変化を考えることで自分自身の価値軸への気づきを促す(つまりライフシフトとは価値軸のシフト)というもの

・誰かのために役立ち立ちたい、何かに関わりたいという「社会価値」
・自分の志向や価値観、能力を活かしたいという「個性価値」
・生きていく上で大切なことを起点としたいという「生活価値」

④変身資産を活かす
・ライフシフターたちは、「心のアクセル」を活かし、「心のブレーキ」をコントロールすることでライフシフトの旅を前に進めている

 今回、たまたま同じようなタイミングで読んだり、聞いたりしたことで、気になった点・念頭に置いておきたい点を書き並べてみました。

「やりたいことをやる」
「人生100年時代のライフシフトの法則」