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自分の近未来を想像してみる

 もう目の前に60歳という大台に到達する
高齢者ーこのカテゴリーに自分ももう踏み込んでいる
この自覚を持つことが最初のステップだろう

 この先の近未来を想像する。体力・気力はどんどん落ちていく
ことだろう。すでに視力は老眼が進み、聴力も若干落ちてきて
テレビの音が聞こえにくくなってきた。

 自分がこの高齢化社会の近未来を想像するにあたって、車の運転をどうするかということが一番気がかりだ。

 私の住むエリアではどこへ行くにも車が必要になる。しかし、定年後は
カーシェアーを活用したり、路線バスを活用するなら車を手放すことは可能かもしれない。

 昨今の高齢者の事故を見ていると「車がないと困る」と免許返納を考えずに最後はブレーキとアクセルを間違えて大事故を起こして人生を終わらせる人がなんと多いことか。
 
 自分が60代になるとき一度「車を手放す」、「利用頻度を減らす」、「運転免許を返納する」ことについて自分の考えをまとめておくことが必要ではないだろうか。事故を起こした人は、自分が事故を起こすなんて思ってもみなかったはずだ。私にも80近い義理の両親がいるが二人とも免許を返納する気は微塵もない。フラフラしながらウィンカーもつけずに交差点に進入し、クラクションを鳴らされながら運転している。自分自身の体調もめまいが止まらないとか吐いて入院したりしている。安全運転の補償はどこにもない。
 いつかテレビのニュースで見るような事故を起こして、その損害を請求されたどうしようと本気で心配になる。

 さて、車を手放すことに関してどんな問題点が考えられるだろう
まずは買い物だろう。ここにデジタル難民問題が浮かび上がる。
 ネットスーパーやネットショップを利用することができれば、出かけなくても買い物をすますことができる。しかし、PCもスマホも使えないなら
絶望的な状況になる。

  ここで浮かび上がるのはIT化の出遅れとこの「免許返納問題」が緊密にリンクしているという事実だ。大袈裟な言い方をすれば日本のIT化の遅れが真因なのかもしれない。

 やはり、自分のITスキルを高齢になった時点で、どれだけ身につけているかがカギを握っていると言えよう。

 今日のまとめ

 近未来の予想にはITスキルは必須である

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