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ウリセン編53 あたいと、売れなくて自暴自棄になった同僚 〜自己肯定感と客観視


「もちぎ、ランマルが今日も無断欠勤したんだけど、何か聞いてないか?」

ある日、指名から戻ってゲイ風俗の控え室で休憩していると、店長が眉をひそめながら、あたいにそう訊いてきた。

ランマルは、二ヶ月ほど前に入店してきたバイセクシャルの男の子。たしか整備士の仕事を辞めて、ゲイ風俗一本でがんばってるあたいより歳上の子だった。

「さぁ、あたいなにも聞いてないけど……無断欠勤しちゃってるの?」

「ああ……それももう三日連続だからな

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2,505字

⑦あたいが大学3年生就活時期までゲイ風俗のボーイとしてバリバリやってた頃の話達です。また、ゲイ風俗の考察として書き下ろしコラムを入れていま…

今ならあたいの投げキッス付きよ👄