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離島への旅 8日目 ウミウシ発見!

昨日、親切なダイビングショップのお兄さんに、シュノーケリングでウミウシを探すポイント(場所・時間・探し方)を教わり、今日は阿真ビーチへ。

珊瑚礁が広がる美しい古座間味ビーチの方が、生き物が多そうな気がするのだが、それは素人判断なのだそうだ。
死んだ珊瑚の骨格がゴロゴロ落ちているガレ場にこそ、ウミウシがいるらしい。
なぜなら、その珊瑚のかけらにウミウシの餌となるものがくっついていることが多いから。

闇雲に探し回るのではなく、プロの言うことをちゃんと聞いてから行くべきだった。
しかしそう思ったところで、闇雲が好きなんだから仕方ない。
やってみて「自力ではなんともならない」ということがわかってからでないと、人の教えが素直に入ってこないという厄介な性格なのだ。
そんなに簡単に持って生まれた性(さが)が変わるなら、もっといろいろ人生がうまくいっていたはずだ。

干潮の時間帯を狙うべし!とのことだったので11時前から海に入れるよう準備をして向かうと、快晴の空の下、白い砂浜が光っている。
日曜だからか人出も多い。
海水温22℃しかないというのに、ビキニの人も何組かいる。
若いってすごい。
寒くないのか。

こちらはウエットスーツを着込んで、フードまで被り、教わったポイントで丹念にウミウシを探す。

すると、見たことのある渦巻き状の卵が!
いるぞ、いるぞ、奴らはここからそう遠くないところにいるはずだ。

すわ!ウミウシか?!
と思ったけど、残念ちがいまーす、な出会いが3件。

↑これなんて、二次鰓も触覚もあるような気がしたのに、触覚は完全に気のせいであった。

で、ここから本番。
いたよ、いましたよ、ウミウシ。
岩の下に3匹、目の前を流れてきたのが1匹。
4匹見つけたけれど、うち3匹は同じ種類のものだった。

サキシマミノウミウシ?たぶん
チドリミドリガイ5cmほどあった
チドリミドリガイ この子は1cm
チドリミドリガイ この子は流れてきた。2cm

以下は、ウミウシ以外で気になったものたち。

バロニア

緑のビー玉みたいなものが落ちてる!と思ったら、こちらは藻類でバロニアというものらしい。
これを食べる「バロニアモウミウシ」というウミウシもいるらしい。
近くをよく探せばよかった。
熱帯魚を飼育している人たちには忌み嫌われている存在のようだ。

イバラカンザシ

和名「イバラカンザシ」英名「クリスマスツリー・ワーム」。
ケヤリムシ目に属している。
ということは、こいつも敦賀で見たケヤリムシ同様、本体は下の方に隠れていて、ヒラヒラした飾りでおびき寄せて餌をとっているのだろう。
青いイバラカンザシもいたのだが、大変用心深く、近づくとすぐに引っ込んでしまうため撮影できず。

魚の写真も撮ったけれど、あまり興味がないので名前を調べる気力が湧かない。
ただ、たぶん4枚目はベラじゃないかと思う。
色味が違うだけで、形はキュウセンベラそっくりだ。

ベラ?

**連続投稿813日目**

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