サラリーマンの処世術と独立後の雑感
一年ほど前にX(旧Twitter)でポストした下記ポスト(合計7つのポストがつながっています)がどなたかにリポストされて上がってきました。こんなことをほざいていた数か月後には、サラリーマンを辞めて独立しているのですから、人生とは分からないものです。
今、自分で眺めてみて、やはり独立後では色々と感じ方が変わっているので、自分の過去のポストにツッコミを入れながら眺めていきます。グレーの背景部分が、元のポストです。
→ 退職もそこまでひどい目に遭ったからというわけでも、リストラされたわけでもないので、まあまあ生き延びたんじゃないかなとは思っています。ただ、大して偉くなったわけでもないので、マネしても良いことはないと思います。
→ こういう仕事はサラリーマンだと結構多いですね。以前作った資料が形骸化しながらもダラダラと作られ続けたり、明らかにその場の思い付きだろうなあという上司からの指示とか。結局こういうのをやらないようにしても、大して怒られた記憶もないです。独立するとこういう仕事は基本的になくなるので、こういう仕事に忙殺されていた人は楽になるでしょうけど、私の場合は、もともとかなり手抜いていたので、そこまで劇的に楽になった感じはないです。
→ 独立して初期にこの態度の人はなかなかいないと思います。最初は「何でも頑張りますので、何かあったらお声がけください」と殊勝に言うのが普通でしょう。私は家庭事情で独立した面もあるので、あまり期待させて結局お受けできないとかえって申し訳ないので、ちょっと態度を慎重にしている面はありますが、それが良いのか、あまり自信はないです。
→ 独立すると、頼りないと思われたら失注するかもしれないので、つい見栄を張ることはあると思います。私の場合、まだあまりこういった局面に独立後は立たされてはいませんが、セミナーの講師やクライアント役員へのプレゼンなどでは、「分かっている人」風を出す方が良いかもと思っています。
→ 独立してもこれは当然やるべきだと思っているし、やっています。ただ、タイムチャージ式の契約だと、あまりサクサク進めないほうが儲かるということもひょっとしたらあるのかもしれません。また、外部の立場で入ることになるので、最初から仕切りすぎても反発を買うリスクはありますね。
→ 残念ながら部下がいないのでねえ。。。ある程度「やります、やります」といって存在感を示した方が良い場合も多そうです。
→ これは、サラリーマン時代以上に心がけています。若い人なら「とりあえずやってみる」で多少失敗しても許されるかもしれませんが、アラフィフのおじさんに失敗は許されませんからね。
おわりに
見返してみて、重なるところもあれば、そうでないところもあり、なかなか面白いものだなと感じています。
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