日記 退勤と青きドナウ
今日はぼんやりした1日だった。
仕事が全く進まなかった訳ではない。しかしなんだか物事がはっきりと進んだ気がしない。
ぼんやりしたまま日は暮れて、定時を過ぎた。周りはまだ仕事に勤しんでいる。もう少し頑張れないかとデスクにへばりついたが、ぼんやりを垂れ流すばかりで時間のムダだと悟り、心苦しいが退勤することにした。
ぱっとしなかったな、と少し落ち込みながら車のエンジンをかけて発車。すると、ラジオから明るく、それでいて重厚なワルツが流れてきた。
『美しく青きドナウ』。
するとどうでし