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第一回 室根山ヒルクライム

1位 20:57

 岩手県一関市、室根山で開催されたヒルクライム大会。今年度が初開催。
戦場となる室根山山頂はパラグライダーの離陸場になっていて、登り切った後の景色は感動もの。
今年は初開催を祝福するように天気にも恵まれ、快晴の中走ることができた。
 初開催ということもあって、大会規模はこじんまりとしたもの。エントリーは50名で締め切られ、募集自体も大々的には行っていなかった
ように思う。良い大会だったので今後は徐々に大きくなっていってほしい。

レース開始前

エントリーリストの事前公開がなかったため、どんな面子が来るのかはさっぱりわからず。stravaを眺めてみても特に当大会に触れている方はおらず、何もわからん状態で当日会場へ。
秋田から受付会場の室根きらめきパークへは車で2時間ほど。レースでの移動としてはまぁ標準的な移動時間か。前日に宿を取ろうかとも思ったけど、年度末から年度初めにかけて週に2回とか普通に飲み会があり、お財布の都合により当日入り。当日移動でも2時間程度なら問題なさそう。
 会場について、秋田のチームvenga勢にご挨拶。会場をぐるりと見渡しても、あまりガチで走ってる雰囲気の人はいなさそう。
 開会式までの時間はなんとなくアップっぽく走ったりして時間を潰す。開会式の最中に地元岩手のKさん発見。ご挨拶に伺う。競う相手が見つかって本当に安心した。

 開会式後はグループに分かれてパレードラン兼スタート地点まで移動。
スタート地点の蟻塚公園は室根山を1/3?程度登ったところ。ここで止まらず、フルで山頂まで登れば40分程度のセグメントらしい。なおKOMは某SAITAさん。
 レース距離は6km程度で、獲得標高は500m弱。いささか短い。時間にして20分程度なので、次回はもう少しだけ長く登らせてほしいのが正直な気持ち。ただ、スタート地点までは2回ほどT字路があり、その辺の交通事情の絡みで道路使用許可が下りなかったんだろうか、などとKさんとごにょごにょ話していた。

レース開始 

 ゼッケン順に4人1列で整列。私は7番ゼッケンだったので前から2列目。シーズン初めのレースなので、割と緊張した。スタートの号令を合図に一斉スタート。最初にだいぶ突っ込んで飛び出した人がいたが、走り方的にすぐ垂れるだろうと思って自分はペースで。案の定すぐに追いついてそのままパス。このまま独走は嫌だなぁと思っていたら、後ろからキュルキュル音を鳴らしながらKさんが上がってきた。なにやらギアの調子が悪いらしく、ヒルクライムでよく使うちょうど良いギア比のところで異音がするらしい。メカトラを引き寄せる人だなぁ。
 なにはともあれ、独走は回避できて一安心。Kさんが追い付いてきた時点で先頭は2人だけ。時間にして5分も経たずに二人きりになってしまった。
 その後は先頭交代もせずにずっと先頭で頑張る。後ろからはずっとキュルキュル音が聞こえてるし、気が抜けない。一定ペースで走り続け、残り1kmを切ったあたりのヘアピンで、インの勾配がきついところをダンシングで抜ける。そこでキュルキュル音が離れたので、残り数百mは独走に。そのままゴール。2位はもちろんKさん。二人だし、レース展開など無い。

レース後

 ゴール後は頂上でスポドリ、バナナ、コーヒーのおもてなしを受ける。コーヒーが美味しくて大変ありがたかった。ほかの大会でもコーヒー出してくれ。
 上記のように山頂は見晴らしが最高。天気も快晴だから、もうほんとに最高で開放的。これだけで来た甲斐あったなぁと思った。上着を着るまでもないような陽気で、ゴール後の談笑にも花が咲く。
 下山後は表彰式まで時間があったので、参加賞の焼き肉弁当とスープを食べる・・・のが普通だが、Kさんと室根山おかわり。表彰式に一位と二位がいないとまずいよね、ということで途中まで。やっぱり走り足りない。
 おかわりが終わって、焼き肉弁当とスープを食べる。おいしい。スープは何味なのか最後までわからなかったけど、とにかく美味しかった。
 表彰式では、栗駒HCの主催者さんの息がかかっているようで、一言スピーチを求められる。とりあえず煽っておきました。

 なお、この室根のあたりのからあげ屋さんが有名らしく、からあげ三個無料引換券が全員に配られる。引き換えは会場近くの道の駅室根で引き換え可能。
 わたくしは入賞商品の中にからあげ屋さんのギフトカード1500円分(からあげ20個相当)が入っていたので、無料引き換え券はお知り合いにプレゼント。今日明日のご飯は唐揚げです。

ゴール後、山頂から。奥に太平洋が見える。最高。
あの山のてっぺんまで登りました。
焼き肉弁当と謎のスープ
入賞商品。ジュースと梅のワイン

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