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資格の勉強にトラベラーズノートを使う

 サラリーマンです。
 会社から資格取得しろと言われたので、トラベラーズノートを使って資格の勉強をしました。

 勉強に使用したもの。左上から
•トラベラーズノート レギュラーサイズ
•トラベラーズノート リフィル クラフトファイル
•ポイントシール
•マーカーペン
•お気に入りのペン
•トラベラーズノート リフィル 2024 月間
•Ca.Crea(カ.クリエ)アシストシリーズ ガントチャート
•Ca.Crea(カ.クリエ)NSシリーズ 無地
 カバーこそトラベラーズノートですが、リフィルはカクリエも使っています。フラットに開くノートは書きやすいです。

勉強に使用したものたち

トラベラーズノートを選んだ理由

 資格について、会社が取得を推奨しているだけで強制ではないという体ですが、昇格要件に資格取得があるため、実質強制です。プライベートを削って勉強せねばなりません。世の中は理不尽です。とても乗り気になれなかったので、自分が気分良く勉強できる文房具を使おうと思いました。もともと革製品が好きなこと、チャーム等で好きに飾れることに惹かれてトラベラーズノートを手に取りました。
 実用面で言えば、用途の異なるノートを一纏めにできることが便利でした。また、A4の1/3サイズも、個人的には使いやすかったです。

勉強の計画を立て、ガントチャートを書く

 資格の勉強をしなければならないことに腹を括ったのち、勉強の計画を立てました。昨今は資格取得の記録、合格記を書いている方も多いため、先人の知恵を借ります。資格の種類に関係なく、インプットの勉強(シラバス、テキストを読む)とアウトプットの勉強(問題を解く)があると思いますが、ガントチャートはインプットの勉強を計画することに使いました。
 先人の資格取得の記録、合格記を元に、使用するテキストや試験対策アプリを決めます。そこから、インプットの勉強の総量を割り出します。その後、試験日までのインプットの勉強の総量を勉強する日数で割り、1日あたりの勉強量を出します。
 例 •試験日までにテキストを2周したい
   •テキストの項目数は92項目
   •試験日まで残り4ヶ月
    勉強の総量は、テキストの項目数×2周分=184項目
    試験日まで残り4ヶ月なので、余裕を持って3ヶ月で終わらせたい
    1ヶ月30日とすると、30日×3ヶ月=90日
    試験日までの総量/勉強する日数=184項目/90日=約2項目/日
    そのため、1日あたり2項目勉強すればよい
 1日あたりの勉強量が出たら、テキストの章等で区切り、ガントチャートに計画線を引きます。
 Ca.Crea(カ.クリエ)アシストシリーズ ガントチャートを使いました。仕事であれば、スケジュールの見直しが発生するためデジタルで管理するほうが都合がよいですが、資格試験は試験日が決まっており、計画通りに進めねば勉強範囲が終わりません。そのため、リスケすることは考えません。

ガントチャートに計画線を引いた状態。最近勉強を始めた資格の勉強計画ページです。

ガントチャート、ハビットトラッカーに記録しながら勉強を進める

 インプットの勉強は、先述のガントチャートに沿って進めました。と言いたいですが、計画通りに進めることは大変なので、余裕のあるときに可能な限り前倒しで進めました。計画通りに進めるより、勉強範囲を全て終わらせることを優先するため、実績線は計画線ガン無視の状態となりました。前倒しで進めた分はもっと勉強するためにリスケすることも可能ですが、余裕ができることは前倒しで頑張った自分へのご褒美です。計画していた勉強の総量を増やすことはしませんでした。
 アウトプットの勉強は、アプリで問題を解いていました。隙間時間を使って、1日10問くらい。時間にすれば、5分かからないくらい。1問でも問題を解いたら、マンスリーリフィルにシールを貼り、ハビットトラッカーとして使っていました。シールはクラフトファイルに入れています。
 勉強に使うノートは、トラベラーズノートに挟んでいると書きづらいため、背表紙をクラフトファイルに挟んで、勉強するときはトラベラーズノートから外していました。テキストの巻末の模擬試験の解答を書いたり、用語集を作ったりしました。

ガントチャートは実績はマーカーで色付けしています。マンスリーはハビットトラッカーとして使用。

受験する

 インプットの勉強が終われば、ひたすらアウトプットの勉強、間違えた問題の確認を繰り返しました。
 試験当日はトラベラーズノートを持って出掛け、ノートや、そこそこ埋まったハビットトラッカーを見て、これだけ頑張ったから大丈夫と自分に言い聞かせながら受験しました。
 自信があると言える程の手応えはなかったですが、後日合格の知らせが届き安心しました。

まとめ

 シールを貼ってノートをデコったり、ハビットトラッカーの達成日が増えていくことが楽しく、頻繁にトラベラーズノートを触ることで、勉強を続けることができました。自分の機嫌がとれるアイテムを使うことが大切だと実感しました。また、資格試験の合格により、自己肯定感も上がりました。
 ただ犠牲になったプライベートの時間と受験料2万円で得たものが合格証の紙1枚のため、こんな評価制度を導入した会社から逃げられるよう、次は転職に役立つ資格の勉強をします。

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