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おまいら、GWになに読むよ?

大規模オンライン障害を乗り越えて、気付けば4月も後半。そしてあっという間にGW突入です。
今年のGWは下記のとおりですね。

4/27(土) 休日
4/28(日) 休日
4/29(月) 昭和の日
4/30(火) 平日
5/1(水) 平日
5/2(木) 平日
5/3(金) 憲法記念日
5/4(土) みどりの日
5/5(日) こどもの日
5/6(月) 振替休日

惜しい、ちょっと惜しい。
4/30~5/2をパワープレイで休みにできれば廃人待ったなしの10連休をゲットできるものの、多くのひとにとっては前段後段の2部構成でしょうか。

しかし、戦う司法書士に休息はありません。長期休暇にはインプットが待っています。目の前の仕事を右から左に受け流し、気付けばいままでの知識貯金をただ使い込んでは緩やかに下降線を辿る日々。インプットなくして現状維持なし。この仕事をする以上、インプットは避けて通れない宿命なのです。

かくいう当職も、長期休暇が近づいてくると「やったるわい!」と鼻息荒く課題図書を掲げてきました。

結果はもちろん散々でしたが「読んだか読んでないかは重要じゃない、掲げること大事なのだ」と連休最終日に手つかずの書籍たちを眺めビールをプシュッしながらそう呟く、そんな恥の多い人生を送ってきました。

今回こそは、やり切ります。
積読を解消するか、王道を再読するか。普段なかなか読めない論文系に手を出すのもいいかもしれない。ちょっとわくわくしている自分がいます。

ぜひあなたのオススメも教えてください!カネにモノを言わせて買い占めます。


1.会社法[第2版]/岡伸浩/弘文堂

某名古屋のシュワシュワ司法書士がオススメしていたので立ち読みしてポチり。
パラ読みした限りかなりいい。ほぼすべての条項に「この趣旨は~にある。」と丁寧な理由付けがされており私好み。ただし全1091頁と鬼畜な分厚さを誇るので読み切れるかは不明。
基本書の通読は胃もたれするくらい重いのですが、どこかで定期的にやらないと個人的には穴ができていくように感じるので年1-2でやりたいと思いながら今日もNetflixをポチッしてます。


2.商業登記ハンドブック[第4版]/松井信憲/商事法務

まあ読むよね。
今年のテーマはこいつのどこに何かが書いてあるか暗記する、それくらい読み込むことです。持ち歩くで。毎日開くで。
何度でも言うが、いろんな本に手を出すくらいならまずこれを読破すべし。よくわからんテクニック本・雛形集に走るな。全てハンドブックに書いてある。


3.非上場株式取引の法務・税務〔スタートアップの資金調達編〕/小山浩ほか/税務経理協会

事業承継編の続編で、割と薄くてさらっと読めそうなのでぜひ読破したい。
資金調達のスキーム自体は直接登記業務には関係ないものの、知らないと「こいつらは何をしてるんだ?」と狼狽えるはめになるので知っておきたい。もはや「株主間契約?登記の添付書類じゃないから司法書士は関係ないや」の時代は完全に終わったと言っていい。

4.株式会社法〔第9版〕/江頭憲治郎/有斐閣

ついに出ました、江頭9版。リアルに人を撲●できる厚さ。これを通読は正直かなりきつい。縦書き、びっしりと埋め込まれた文字、鬼のような注釈の数、海外やら会計・税務やら多岐に渡る記述。読んでて気が狂いそうになる。しかしこれは読まねばなるまい。登記に関係あるか、そんなものはどうでもいい。商業登記で食って行きたいなら親を質に入れてでも買え。モテたくてとりあえずポパイを読んでいたよな?それと一緒だよ。買え。積め。


ということでみなさま、よいGWを!

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