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TOTO Waiting for Your Love

私子供の頃、団地でお外で放し飼いで育ったせいか、芝生が好きです。毎日団地の芝で野球でした。こんな感じ↓

団地 子供天国

就活も芝生に関わる仕事を検討したほどで、結局食品関係のサラリーマンでしたけど、社会人になっても週末は好きなサッカー三昧で、特に芝生のグランドでできる日は、楽しみでした。

そして草サッカー歴40年、昨年あるコネに便乗して一度だけですが、国内最高峰の天然芝と言われるグランドで練習試合が出来ました。それは「秋津グランド」という所で、その芝生はまさに緑の高級絨毯!足が疲れなくて本当に素晴らしかった! ココ↓
もう私、思い残すことはありません。笑

最高級天然芝 秋津

この秋津グランド、少し前に、元日本代表主将の吉田麻也選手までもが「国内最高級の芝生を残して欲しい」と署名してニュースにもなったんです。
実は高額の維持費のため人工芝への変更計画があったのですが、成田空港に近い事から日本代表チームが海外試合の直前によく調整練習に使っていました。人工芝が増える中、素晴らしい天然芝なので選手達の声もあがったのです。

そんな中、秋津の隣町、幕張に日本サッカー協会が運営する「幕張夢フィールド」という施設ができて、日本代表もここで海外試合の直前練習をするようになったのですが、吉田主将「あの高層ホテルの部屋の窓から敵に見られる」と問題点を指摘。↓

右上の白の細長いのが高層ホテル

W杯出場を賭けた試合の前に、もし相手国が偵察に来てホテルから双眼鏡で見たら丸見えです。事前にスターティングメンバーもバレてしまいますし、確かに問題です。

ともあれ、私は秋津グランドでサッカーが出来て夢は叶いました。たかがおじさん集団の草サッカーで貸して頂き感謝感激です。
私の夢は、まあそんなレベルでして何かが欲しいとかではなく、青空のもと綺麗な芝生で走りたいという、犬みたいな夢です。
あっ、でも、欲しい物ありました!昔ですが、ずっと欲しいと思っていたそれは、、

温水洗浄便座ウォッシュレット (夢小さっ)

シェフ・ポーカロ

発売始めの頃は値段が高かったんですよ。お買いごろ価格になるまでじっと我慢しました。取り付けた時はほんと嬉しかったです。温水も気持ちいいし笑。最近は外での施設トイレも大概、温水洗浄便座ですよね。付いてないとガッカリします。

20年ほど前、長男が5歳頃の話し。ある時、長男が外でトイレ(大)に行きたくなって、公園の公衆トイレを使おうとしたらそこが和式で、しかも段差になっている構造でした。
洋式しか見たことがない長男は、迷ったあげく、くるっと後ろを向いて和式便座に直接おしりをつけようとしたんです!
慌てて止めました笑。こんな感じ↓

トイレも今はLIXILやINAX等がありますが、以前はTOTOが独占だったように思います。公衆トイレに行くと、必ず陶器のTOTOマークが目に入りましたからね。

というわけで、TOTOの四作目です。笑

1982年

Waiting for Your Love (冒頭添付↑)
ロザーナ、アフリカ、メイクビリーヴ、ホールドユアバック、に続く第五弾シングルでチャート73位という小ヒットですが、これがR&Bテイストでイイんです!こういうブルーアイドソウル的な曲が九曲目にシレ〜と入っている所が、本作のまたスゴイ点です。

中間のシンセのスティーブポーカロとエレピのデビットペイチのソロがありますけど、この二人がこの曲の作者です。
TOTOの初期の頃って、スティーブポーカロのスペイシーなキーボードサウンドが宣伝文句になっていた記憶があります。プログレやクロスオーバーな産業ロック路線で売りたかったのでしょうか。でもスティーブだけでなく他のメンバーの実力が凄すぎて、結局産業ロックには収まらないビックネームになっていきます。

一曲目はスーパードラマー、ジェフポーカロのシャッフルビートで有名な「ロザーナ」ですね。小気味の良いリズムの組み合わせに、このグルーヴ感、リズムや間の取り方のかっこよさ、後半厚みを増していくアレンジも素晴らしいです。

他にも良い曲満載ですが、私はウェイティング〜とロザーナが特に好きです。ロザーナはリズムが複雑でちょっと踊れないですけど、ウェイティング〜は、ファンクなノリで皆さん気持ちよく踊ってます。(↓下に動画)
AOR的な本作ですが、この曲はクインシージョーンズっぽい気もします。

このMVを見るとVoのボビーキンボールがちょいとおっさんぽいですけど、私は初代ヴォーカリストのこの人が一番好きです。来日ツアーのライヴで見た時も近所のおじさんみたいにニコニコしていて、好感度大でした。

昔読んだ音楽雑誌のTOTOの初来日ライヴのインタビューで、こんなコメントがあったのを覚えています。

「日本に来て、どこへ行ってもトイレに入る度に、僕らのバンド名があるので、ほんとに驚いたよ」と。

でしょうねぇ〜 

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