記事一覧
BOOK REVIEW vol.085 クリエイティブジャンプ -世界を3ミリ面白くする仕事術-
今回のブックレビューは、龍崎翔子さんの『クリエイティブジャンプ-世界を3ミリ面白くする仕事術-』(文藝春秋)です!今回も星読み係yujiさんの“life change book”の中から選ばせていただきました^^
著者は、2015年、東大在学中に起業して以来、ホテルプロデューサーとして数々のホテルを手掛けられている龍崎翔子さん。『クリエイティブジャンプ -世界を3ミリ面白くする仕事術-』は、これ
BOOK REVIEW vol.084 成瀬は天下を取りにいく
今回のブックレビューは、宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)です!
本屋大賞を受賞したこと、滋賀県が舞台になっていること以外、何の予備知識もないままにページを開いた。タイトルだけではどんな物語なのかがわからない。表紙に描かれた女性が成瀬なのだろうか? 天下を取りにいくとはどうゆうことなのだろうか…? 何もわからない状態で本を読み始める時、どんな主人公なのか、何がテーマなのか、どこに
BOOK REVIEW vol.082 あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる
今回のブックレビューは、ひすいこたろうさんの『あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)です!今回も星読み係yujiさんの“life change book”の中から選ばせていただきました^^
作家・幸せの翻訳家・天才コピーライターのひすいこたろうさんの最新刊(※2015年刊行の『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだ
BOOK REVIEW vol.080 世界は贈与でできている -資本主義の「すきま」を埋める倫理学-
今回のブックレビューは、近内悠太さんの『世界は贈与でできている -資本主義の「すきま」を埋める倫理学-』(NewsPicksパブリッシング)です!
以前、矢部太郎さんの『プレゼントでできている』を読んだ際、参考文献として近内悠太さんの『世界は贈与でできている』を挙げられており、「贈与」にまつわるお話にとても興味がわいたので、さっそく読んでみることにした。
贈与と聞いてパッと思いつく言葉は、「生
BOOK REVIEW vol.078 11ぴきのねことあほうどり
今回のブックレビューは、馬場のぼるさんの『11ぴきのねことあほうどり』(こぐま社)です!
1972年に発行されて以来、今でも長く愛されている絵本『11ぴきのねことあほうどり』。幼い頃に読んだ方も多いのではないでしょうか。私も保育園にあった絵本を何度も繰り返し読んでいた記憶があります。『11ぴきのねこシリーズ』には他にも名作がありますが、私はほくほくおいしそうなコロッケが出てくる『11ぴきのねこと
BOOK REVIEW vol.077 宇宙を味方にする方程式
今回のブックレビューは、小林正観さんの『宇宙を味方にする方程式』(致知出版社)です!
2006年に出版された、小林正観さんのご著書。昨年6月の時点で34刷(!)ということなので、18年間、長く愛されている御本であることがわかります。私が正観さんの言葉に初めて触れたのは、昨年秋。ある方からのご紹介で『人生は4つの「おつきあい」』を読んだことがきっかけでした。
あたたかくて優しい正観さんの言葉。そ
BOOK REVIEW vol.076 家が好きな人
今回のブックレビューは、井田千秋さんの『家が好きな人』(実業之日本社)です!
井田千秋さんのオールカラーコミック&イラスト集。本屋さんの書棚を眺めていたときに偶然目に留まったのですが、イラストが可愛くてとっても素敵なのです。(著作権の関係上、画像は載せられないので、ぜひAmazonリンクから見てみてほしい🥺)
表紙のイラスト(紙質の手触り感も好みでした)に引き込まれ、その場で少し中身をパラパ
BOOK REVIEW vol.074 日本転生 -絶体絶命の国の変え方-
今回のブックレビューは、苫米地英人さんの『日本転生 -絶体絶命の国の変え方-』(TAC出版)です!今回も星読み係yujiさんの“life change book”の中から選ばせていただきました^^
認知科学者・苫米地英人さんのご著書。苫米地さんのご著書を読むのはこれが初めてだった。「難しそうだな」という先入観があったけれど、表紙を開いたところに書かれていた言葉に胸が高鳴り、その後も予想以上にさく
BOOK REVIEW vol.073 プレゼントでできている
今回のブックレビューは、矢部太郎さんの『プレゼントでできている』(新潮社)です!
心がぐらぐらする夜。布団の中に潜り込み、その日に購入したばかりのコミックエッセイ『プレゼントでできている』を読み始めると、いつの間にか涙が出ていた。最近流したどの涙ともすこし種類の異なる、心の澱までもが一緒に流れ落ちていくような浄化の涙。その涙は、忘れてはいけない大切なこと、あなたと私をつなぐ「目に見えない何か」を
BOOK REVIEW vol.072 僕は君の「大丈夫(嘘)」を見破りたい
今回のブックレビューは、まさをさんの『僕は君の「大 丈夫(嘘)」を見破りたい』(KADOKAWA)です!
ジャケ買いならぬ、タイトル買いでした。『僕は君の「大 丈夫(嘘)」を見破りたい』・・・そんなタイトルを書店で目にする数時間前に、じつは“嘘”をつきました。嘘をついた相手は、他の誰でもない私自身。とあることから“自分を守るため”についた嘘が、結果的には自分を苦しめることになるという顛末…。そん
BOOK REVIEW vol.070 傘のさし方がわからない
今回のブックレビューは、岸田奈美さんの『傘のさし方がわからない』(小学館)です!
以前、岸田奈美さんの『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(小学館)のブックレビューを書いた。振り返ってみると、まだブックレビューを書き始めたばかりの頃(2023年9月)だったことを思い出し、一人驚愕している。あれから瞬く間に月日は過ぎ、当時はvol.10だったレビューも、何とかvol.70まで漕ぎ