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カメラとレンズ


カメラが楽しくなるにはレンズも重要

私のレンズの歴史

最初に使っていたオリンパスE-PM2では 14-42mmと14-150mm
キットレンズでしたが、コンパクトボディーにピッタリ。
この頃は遠くの風景とか、撮影データもJPEGで現像もHDRでしたりしていて今とは撮る雰囲気も全然違っていました。

14-42mmでの撮影
この小ささでみてもザラザラなフォトショップ処理

広角レンズが欲しくなる

撮影をしていると、14mmだと「あれ?写真に写る範囲が狭い?」っていうのが風景撮っているとよく感じていたので購入したのが
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
9mm(フルサイズ換算で18mm)は自分が欲しかった広い絵が撮影できるレンズでした。

9mm今は閉館されたパイロットショールーム
9mm 上に絶景があると知らない2014年撮影
9mm ボディーは新規購入のE-M5mark2

ここで新しいボディーを購入したのですが、飛行機が好きだったので撮影しているとE-PM2だと連射が遅いのとピントの合焦が遅いということで購入しました。

なんやかんやで焦点距離9-150mm(フルサイズ換算18-300mm)揃ったので普通のものを撮るには困らない状態になったはずでした。
しかし、ここでレンズ沼という沼に沈むキッカケがE-M5mark2の購入でした。

はじめてのProレンズ

E-M5mark2のレンズキットとして購入したのが12-40mm F2.8 Proレンズ。
セットだと本来高い価格のレンズがお得に変えるという理由でしたが、使ってみてPROレンズと名乗る性能についてすぐに実感できました。

12-40mmPRO

このレンズは欠点もありますが、使い勝手も良く今も愛用しています。
オリンパスはE-M5mark2でもAFの挙動が怪しいことが多かったのですがそのときフォーカスクラッチというレンズの部位を動かすと瞬時にAFとMFを切り替えられるのです。

2015年神戸ビエンナーレ 12-40pro

暗いところでAFが合わないときに素早くMFにできますし、ハーフマクロと言われるほど近くまでよって撮影できます。
そんなに気に入ってるなら、もう買い足すことはないところです。
ところが欠点が2つありました。

12-40mmPROレンズの欠点


12-40pro逆光と玉ボケ

この写真でもつたわるかもしれませんが、明るい光源(太陽だけではなく照明とかでも)がはいるとレンズ汚れてる?ってぐらいにボヤッとした感じになります。この逆光耐性の低さは悲しいぐらいに駄目です。
もう一つが、一部の玉ボケみると現れている玉ねぎボケです。(左中央部やや下のがわかりやすいと思います)
これも撮影条件によってはかなり出て美しくないです。
この欠点は次のレンズを購入しても、気持ちの中でずっと気になりました。

パナソニック8-18mm F2.8-f4

しばらくして、オリンパスの9-18mmを下取りにだして買ったのがパナソニック8-18mmのレンズでした。
このレンズ購入の理由は2つでした。
1)防塵防滴  せっかくボディーが対応しているのにレンズが対応していないと不便なシチュエーションがありました。
2)オリンパスの繰り出し機構 使う前にスイッチ操作してレンズを繰り出すのが急ぎのときに結構手間でした。

パナソニック8mm

広角は1mmの差でも結構大きな差を感じました。
レンズの性能は、今まで撮れなかったものを撮らせてくれることに気づき足りないものをレンズで埋めたくなっていました。

人はそれを沼という

技術で撮るよりレンズに撮らされてる?

パナソニックの広角レンズ購入後まもなくオリンパスの40-150mmPROも購入しました。防塵防滴、そしてプロレンズならではのフォーカスクラッチ。
このレンズは今使っていても満足度は高く今も愛用しています。

40-150pro この大雨でも信頼できます

天候が悪いと、レンズに雨の水滴がついてしまうことがありますが40-150mmだとレンズフードが長いので悪条件でも水滴のトラブルも基本ないのでそういう意味でも安心感があります。

この頃からポートレート撮影もするようになっていきます。
ポートレートで比較的近くだと焦点距離40mm前後とかもあるのですが、
12-40mmでも40-150mm どちらのPROレンズでも柔らかさがありませんでした。

カメラ屋さんで触ったのが45mmF1.2pro と25mmF1.2PRO
トロケルようなボケってこういうことかと思うぐらい美しくボケてくれます。どちらを買うか迷って、、、値段が高かったので、そりゃ迷いますよね。
もう一つ思ったのがキャノンやニコンのフルサイズに移る機会かとも思いました。高感度でのノイズ耐性がマイクロフォーサーズと段違いなので、これ以上レンズ資産にお金を使うのかフルサイズは高感度耐性が高いので暗めのレンズでも色々なシチュエーションに少ないレンズで対応できるのではと思ったからです。ただこの時点の2017年末から2018年頃はミラーレスの選択枝としてはソニーになるかな?という感じでした。
なんとなく、ソニーのデザインよりもオリンパスのデザインのほうが好きだったのもあり、そのままオリンパスで沼に入ることに決めました。

で購入したのは45mm F1.2PROレンズでした。
ポートレートを撮りたいと思ったときの焦点距離が最適だと思ったからです。

45mm f1.2pro
45mm F1.2PRO

このレンズは今どこかに撮影するときには必ず持っていくレンズです。

45mm F1.2PRO

ヒメボタルの撮影も、このレンズがないと撮影は厳しいかなと思っています。こちらもISO1600 2秒露光を比較明合成です

ついにMFレンズに手をだします

星を撮影しているとF2.8のレンズではISO3200まであげてもなかなか星が写りません。マイクロフォーサーズだとISO3200以上は使いたくない。できれば1600とかまでにしたい。秒数は星を点で撮るなら10秒とかに決まってきます。
そこでついに手をだしてしまったのです。マニュアルフォーカスレンズに!
それがNOKTON 10.5mm F0.95
F2.8のレンズにくらべて3段の明るさがあります。
今までならISO6400で撮っていたものがISO800で撮れることになります。

ノクトン 現像は少々やりすぎですが。

ISO800で20秒露光です。

2023年撮影om1+ノクトン

ISO1000で15秒露光。DXO Pureraw2でノイズ低減処理してlightroomで現像。今はノイズが出る高感度も積極的に使ってノイズ低減処理しています。

ノクトン

パナソニックやオリンパスのレンズは種類によっては、絞ったときの光条が末広がりだったりして美しくないものがあります。ノクトンはそういう点では素晴らしいです。

25mm F1.2PRO 購入

撮影するとき、そのボケ感などのレベルの高さでよく使用しますが、状況によってはもう少し背景を入れて撮影したいときがあります。
たまに室内でポートレートというときもありますが、12-40mmのF2.8だと暗いので満足度が高まりにくかったというのもありました。
そうして25mmも購入しました

25mm F1.2PRO

ISO1000 絞り1.4 ss1/30
これ以上遅いシャッター速度だと船がブレるので、ISOをあげても良いと思っています。ポートレートでも45mmは上半身アップなどは撮りやすい距離感ですが25mmは同じような距離で全身撮れるので室内撮影でも楽でした。

光条のキレイなさらなる広角レンズ

超広角の6mm

LAOWA 6mm F2 ZERO-D MFTを購入しました。
パナソニックの8-18mmの光条が美しくなかったのと、もう少し広く撮りたいと思って購入しました。
ものすごくコンパクトであり、前にフィルターがつけられるという嬉しいメリットがあったので発売予告ですぐ購入申し込みました。
広くとったものをトリミングで切り出すことはできても、写ってないものはどうしようもないと思っています。


バブルボケに憧れて

シャボン玉ボケとも言われる美しいボケをインスタで何度か目にしている内に欲しくなっていましたが、トリオプランの復刻版だと15万円近く。
昔はオールドレンズなら1万円程度で買えたそうですが人気が出ると高くなるのはしかたないですよね。
そこで見つけた情報がレンズの改造。プロジェクターレンズにヘリコイドをつけてとかするとバブルボケがでるとのこと。さっそく購入してみました。

改造レンズ

ちなみにこのレンズはコーティングとかも弱いためか、逆光耐性はほぼダメダメな感じです。ただ、このボケは大好きなのでイルミネーションの季節が楽しみです。

レンズの機能をフルに引き出そう

気づけばレンズも増えました。
そしていろんな写真がレンズを買うたびに新しい写りの世界をみせてくれるかもしれません。

そうはいっても、絞った光条が美しくなければ解放近くで撮ればいいです。
さすがたに広角を撮るのだけは、レンズしだいでしょうか。でも取り方によっては超広角は余分なものが入りやすくなりますし、見せ方しだいではやや広角というレンズでも魅力的な写真の作品があります。

海岸や強風下の屋外ではレンズ交換が躊躇われる状況だとズームレンズが安心感があります。

カメラを購入するときに、標準の画角と望遠の画角が撮れる2つのレンズを最初に持っていると色々なシチュエーションでスマホと違う撮影ができます。その2本を使って色々撮って、撮って、自分が撮りたい焦点距離を掴めてくると写真の魅力に十分はまっているでしょう。

そして、使いたい焦点距離のレンズを購入すれば、そこから沼に沈むのはあっというまですよ。

逆に一本や二本のレンズを使い込む人も素晴らしいと思います。
複数のレンズを使っていると、レンズの付け替えしている間にシャッターチャンスを逃してしまうこともありました。

でも単焦点レンズは一度使ってみてほしいと思います。
ズームレンズとは違う写りが実感できると思います。満足度が高い写真が撮れるともっともっと写真撮影が楽しくなると思います。

長文な記事投稿ですが、新しく沼に入る人が増えたら嬉しいですw


#写真が好き #om写真投稿 #カメラ好き



















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