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自分のコンセプト文が降ってきた。

最近、自問自答ファッションの記事をよく読む。
自分のことを知るのに自問自答する行為は必要不可欠なもの。

自分の外見を大きく占めるファッションも、ファッション知識をある程度持った上で「自分というキャラクター」を自ら表現していく必要があるなぁと思いはじめている。ファッションを自己表現の手段として用いる、ファッションが自己プロデュースの一部になるっていいなぁと思うのだ。


そんな中、自分のコンセプト文が急に降ってきたので、記すことにした。

日本的にも西洋的にも
クラシカルな魅力を持つ、
高嶺の花のプリンセス💐
ーゆるふわな内面とのギャップを狙うー


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「日本的にもクラシカル」

茶道とかお着物とかが似合う、日本人の伝統的な美人さんになりたい。京都の街並みとかが似合う、いわゆる外国人の人が日本人に対して抱いているような、という意味で、クラシカルな女性になりたい。日本に着いたときに流れる、JALの映像のような日本らしさが似合う人。
希望としては、茶道・日本史・陶芸・禅語・花・香道・和菓子・着物・季語と、日本文化全体に詳しくなって、趣を感じられる余裕を持った生活をしたい。日本人の過ごす時間のイメージというのは、スマホで何となく時を過ごすのではなく、和柄の意味を理解して日常生活に取り入れたり、二十四節気を感じられて行事を楽しめるような生活。

今の私は、現代機器に振り回されてて、忙しいとしか話せないような毎日。その忙しさというのは、学生でも社会人でも、結局定年までは変わらないのかもしれないけど、その中でも、自分だけが楽しめる時間というのは確保したいし、小さな種を見つけて気ままにのんびりする瞬間を味わいたいなぁと思う。
あと、お着物にもいずれ親しみたい。振袖を選んだ時に痛感したけど、モダンよりも古風が好きなので(好きな時代は平安時代)。
そのためには、やっぱり日本の美意識が奥深く味わえる茶道は続けていきたいし、尊敬する先生のように博識ある上品な大人になるために、内面も外見も仕草も努力していきたい。



「西洋的にもクラシカル」

アンティークな可愛いものが好き。お気に入りのアンティークショップがあって、いつまでも居ていられるから、そういう部屋を目指す。全体としては白とかピンクでふわふわしてるけど、小物が西洋系のアンティークなお部屋。趣のあるウォールナット系のアンティークも好きだけど、もっと好きなのはホワイト系のアンティーク。あと、アンティークな雰囲気を感じる楽器(特にオーボエ)も好きだし、吹きこなせる大人になりたい。



服も、小さい時から、西洋のプリンセス(いわゆるディズニープリンセス)が大好きで、ドレスとかティアラが大好き。結婚式のドレスは、いつまでも見ていられる。ただ、シンプルめなパーティードレスはワンピース感覚で普段着で着てるけど、服でいうとドレスを毎日着る訳にはいかない。
なので、自問自答ファッションという意味で目指すのは、オードリー・ヘプバーンのようなクラシカル。母には「昔のフォクシー」と言われる。
ゴテゴテしてないシンプルな服だけど、デザインに少し個性があって、自分の体型に合っていて、着こなしているように見える服。一つ一つのアイテムを大切に扱って、自分自身が服に着られておらず、かつ全体のバランスの良い、パリジェンヌのようなファッション。
骨格のクラシックと、顔タイプのソフエレにも合ってるファッションである、というのも後押しになっている(診断方法が好きになれないパーソナルデザインで言ってしまうと、グレースに分類されたい)。

1着も持ってないけどFOXEYの服。かわいすぎ。
買える日は一生来ない気がしてしまう、、泣




昔は服の系統もごっちゃごちゃで、それこそドレスの要素のフリルにリボンにお花がついたアイテムと、日常生活で便利なカジュアルアイテムと、色で選んだ派手色アイテムが混在していて、合わせるとダサい!みたいな状態が出来上がっていた。
契機となったのは、「石子と羽男」の石子(有村架純)さんのファッション。派手色アイテムを上品にまとめながら、弁護士のパラリーガルのかしこまったクラシックファッションになっている。
ここから、ドレス系はワンピースで妥協して、カジュアルアイテムと派手色アイテムを、どう上品にまとめるかを考えながら、コーディネートすればいいのか、と感じた。そして、お気に入りのベーシックなアイテム(白いニットとか黒いスカートとか)が集まり、今、毎日のファッションを考えることが本当に楽しい。


  → 日本と西洋、どっちが優先?

こう書いていくと、日常生活での外見は、西洋のクラシカルになりたいんだと思う。ただ、内面とか仕草とか上品さとか、暮らしの丁寧さでは、日本のクラシカル、つまり日本の伝統やイメージを大切にしていきたい、という思いが強い。

日常生活の服とか部屋は西洋だけど、いざお着物を着て和室に入る、というタイミングにおいて、内面も、外見も、内面から醸し出される表層も含めて、日本的な美人さんとして見られたい。たまにお着物着ていらっしゃる方を街で見かけるけど、品がある方とない方って、正直一瞬で分かってしまう。私も茶道とか振袖とかで何回かお着物は着てるけど、品がある人とは思われていないし、明らかに品がある同級生がいた。お着物を着たときに出る雰囲気は、日常生活の積み重ねで出るものだと思うので、日本人の精神で、日常を余裕を持って味わえる暮らしがしたい。

コンセプト文では、日本を先に書いた。どう頑張ってもブロンドヘアーには生まれ変われないし、やっぱり私は日本人だから、そのルーツは大切にしないといけない。加えて、外見だけではなく、内面を見て評価してほしい、という思いも込めて、先にした。メルちゃんじゃなくて、ぽぽちゃんで育ったしね。
(蛇足だけど、日本のアパレルブランドで外国人のモデルさんを使う例が多すぎると感じる。世の中全体に対して、日本人ってことをもう少し誇りに思おうよ!って思ってしまう。)


「高嶺の花」

これは友達に言われた言葉。私にあまりにも恋愛経験がないことを、開き直って面白おかしく会話していたら、「まぁ〇〇(私)は高嶺の花だからねー」と言われた。友達は思ったことをズバッというタイプなので、高嶺の花という言葉に、若干悪意もこもってるのかもしれない。でも私は、生い立ちから若干感じてきた自分の強みと、茶道とかで目指している私と、人生を考えた将来像とが、この言葉ですべて表現できたような気がして、すっきりした。
思えば、中高大と、目標にしていた同級生や先輩は、私だけでなく、みんなの高嶺の花だった。高嶺の花でいることに憧れていたし、大学から仲良くしてくれた学科の友達は、生い立ちとか真面目さとかを踏まえて、私を高嶺の花として扱ってくれた気がしてる。
根拠を上手く説明できている自信がないが、とにかく「高嶺の花」という言葉に自らしっくり来ているので、コンセプト文とする。


「プリンセス」

小さな頃からずっと、プリンセスへの憧れがある。

高校時代には、少女がプリンセスになる脚本を書いた。というか、自分の脚本の登場人物に、ドレスを着せたかったし、ベールを羽織って煌々と演じてほしかった。

「西洋的にクラシカル」のところで前述した、ディズニープリンセスでは、特にシンデレラが好きだった。ガラスの靴とか、戴冠式とか、馬車とか、魔法とか、もう魅力的すぎるワードがたくさんある。

あと好きなキャラクターで外せないのは、アマールカ。花かんむりとブロンドヘアーがトレードマークの、チェコのお姫さま。容姿から好きになったんだけど、言動が完全にお姫さまで、動物たちのプリンセスなところが、もう大好き。

実体のものだと、宝塚の娘役さん。宝塚って普通男役にハマると思うんだけど、ドレスが似合って、おしとやかで、上品で、理想を体現してる存在で、憧れた。娘役さんの私服特定アカウントの情報から、衝動買いしたものもたくさんあるし、いつか買いたい憧れのブランドもたくさんできた。男(役)に寄り添うって姿は、いわゆる男尊女卑につながる、現代の在り方ではないことは分かってはいるんだけど、それでもかすみ草のようなその清楚さに憧れてしまうんだから、やはり私のコンセプトに「日本的なクラシカル」の要素はあるんだと思う。

変わり種でいくと、何回見たか分からない「大豆田とわ子と三人の元夫」。配信で観てどハマりした。私が建築を学んでいることもあり、とわ子のような生活がしたいと心から思った…のだが、坂元さんいわく、「とわ子はプリンセスだ」とのこと。つまり、久しぶりにハマりすぎた現代ドラマは、プリンセス物語だったのだ。
サントラも大好きで聴きまくってるんだけど、脚本の坂元さんからは「とわ子はプリンセスなので、バックにシンデレラ城が見えるようなOPの曲を作ってほしい」とオーダーされたらしい。作曲した坂東さんは、「とわ子はドレスを着てヨーロッパのお城の中に住んでいるっていうプリンセスではないし、そうなるとこの現代の日本の社会の中で信念を持って、しなやかに生きられる人がプリンセスなんだろうなと解釈しました」と語っている。確かにクラシックシネマっぽい音楽。
動画としても、「明るく色彩がはっきりとしていて奥行きのある映像を目指しました。(略)コダックのフィルムっぽい色調になるようにしてくれました。」とのこと。
とわ子、立派なプリンセスじゃん…。私はとにかくプリンセスが大好きなんだと、改めて理解した。

あと、私はずっと、唯一無二の存在でありたいと思ってきた。人と被るのが好きではないし、一人の時間が好きだし、友達に依存していない自覚がある。個性というものを磨いていきたい私にとって、プリンセスはまさに個性の塊で、理想の存在。


「ー ゆるふわな内面とのギャップを狙う ー」 

ただ、クラシカル・高嶺の花・プリンセスのみの人に、魅力はないんです。私の憧れてきた同級生と先輩にも、必ず「内面とのギャップ萌え」を感じてるんです。
私も、高校までの知り合いには、正直内面のちゃらんぽらんな部分しか見せてないから、同列、人によっては下に見られてるなぁと痛感することがある。ただ、大学からの知り合いは、中身が適当すぎる、ゆるふわな部分を後に知ってるから、そのギャップが魅力って思ってくれてるみたい。手紙に書いてくれたの、すごく嬉しかったなぁ。
なので、しっかりとした「ギャップ萌え」になるように、もう少し、というか大分頑張って、内面を磨く必要がある。気まぐれすぎる性格、ヒートアップしちゃうと思い込んだら一直線なところ、考えてることが露骨に言動に出るところ、頭の中で言い訳ばっかりしてるところ。他にも短所がいっぱいあるけど、自分自身がひどいなぁと思うことがあるので。
あと、人見知りなので、素を晒すまでの時間をもう少し短くできるように努力する。


まとめ

ということで、再度、私のコンセプトは↓です!

日本的にも西洋的にもクラシカルな魅力を持つ、
高嶺の花のプリンセス
💐
 ー ゆるふわな内面とのギャップを狙う ー

前述してきたことを達成して、素敵な大人になれるように、努力します!!!!💪


【出典】

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