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寝たきり生活を経て脳梗塞の後遺症が進行する

 2008年、21年間家族と共に暮らした山梨県から年老いた母が1人で暮らす実家へ引っ越す。

 引っ越した翌年に母が心筋梗塞で倒れ、以来8年に及ぶ介護の末2017年に母が他界する。

 そして母を見送った3年後、2020年に脳梗塞を発症。軽い後遺症が残る。

 嚥下障害、構音障害、左半身付随などの後遺症が残ったがどれも比較的軽いものだったので日常生活に大きな支障は無かった。講師の仕事にもさしたる問題は無かった。

 個別指導塾で指導し始めて3年後に僕は塾のトップ講師の1人になっていた。僕の指導は忙しさを極めていた。日に6コマ、月に150コマ指導する日々が続いた。挙句に脳梗塞で倒れた。この時63歳だった。

 そして2022年の9月に重いチェストを持ち上げようとして腰椎椎体を骨折してしまった。それまでに経験した事の無い大怪我だった。

 痛みが激しく、3週間ほどは痛みで眠る事も儘ならず、食事も時に無理して買い物に行って、お弁当を買って来て空腹を凌いだ。ほぼ寝たきりだった3ヶ月で10キロ以上痩せてしまった。

 2019年に始まったコロナ禍で生徒数が激減した塾は僕を必要としていないと分かったので僕は骨折した翌年、職を辞した。

 骨折してほぼ1年が経った今は、外出も出来るし料理も出来るが半身不随が進行し、簡単な料理も上手く出来ない。脳梗塞の後遺症が寝たきりの生活で進行した様だ。

 益々話がし辛くなり(構音障害)、歩くのに苦労する。(歩行困難)真っ直ぐ歩けないし、往復2キロ以上歩くのはよほど覚悟しないと難しい。

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