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春の秩父で山歩きとホルモン三昧-DAY2|TRAVEL LIGHT #9

前回に引き続き秩父旅。二日目は、長瀞アルプスを歩いてホルモンを食べる予定。たくさん歩いておなかを空かせよう。

春満開の街歩きと温泉を楽しんだ一日目はこちら⇩(日帰りでも楽しめます)

新木鉱泉ではじまる朝

目覚めたのはまだ朝の早い時間。普段は二度寝するところだけど、温泉宿の朝は貴重な時間だ。いそいそ出かけて、じっくり温泉に浸かる。

宿の食事といえばメインは夜かもしれないけど、私は旅館の朝食が好き。その地域らしいものが並んでいるとうれしくなる。まさに、そんな朝食だった。

右下は秩父の郷土野菜“しゃくし菜漬け“
鍋物は地元で食べられている“沢煮“(豚と胡椒がきいてる)

食後には、源泉で淹れたおいしいコーヒー。お部屋に持ち帰ってゆっくりいただく。昨日、屋根裏で途中まで読んでいた『釣りキチ三平』を読む。もう一度さっと風呂に入ったら、名残惜しくも出発の時間。

秩父の山をのんびり歩く

秩父駅まで送迎していただき、昨日通りがかって気になっていた“松村甘味食堂“へ。朝9時から営業。二階は食堂だけど、入口のショーケースにはこの通り。

はじからはじまで食べてみたい

ショーケースの向こうにはおばあちゃんが二人。作ってくれた人のことを思い出しながら食べたくなる、家庭的な雰囲気がよい。

秩父駅から、秩父鉄道に乗って出発地点の野上駅まで向かう。車窓の景色が気持ちよくて、なんか懐かしくて、くるりを聴きながらの電車旅。

秩父鉄道のレトロなデザインがいい

歩くのは、西武のHPに乗っていたこのルート。長瀞アルプスを歩いて、宝登山山頂を目指し、ゴールは長瀞駅。

歩いている人はほぼいなかったけど(トレイルランの人とすれ違った)、なだらかな道が続いてなかなか快適。ただ、ちゃんと山道なので軽登山靴でよかった。

 こんな感じでちょくちょく標識がある
ラストの山頂までの上りがちょいハード

長い階段を登りきったら、山頂。長瀞側からロープウェイでも来れるので、ピクニックでお弁当を広げている方も多い。

眺めよし

お待ちかねのお弁当タイム。右から、山菜いなり、山菜のり巻き、卵巻き、おにぎり(たらこ)。ああ、うまし。

山菜いなりの春っぽい見た目も好き

寳登山神社奥宮に参拝。健康で、たくさん旅できますように。

白い鳥居ってかっこいいな
なんかかわいく見えた
赤い文字の字体がいい

無事にゴールの長瀞へ。急にすごい人でびっくり。ずっと木陰を歩いていたけど、下界に来ると日差しがきつくて暑い。そのせいか、かき氷が人気みたい。

定番の石畳、思ったよりも水は濁っている
水に飛び込むところを目撃
これがライン下りか
観光スポットにすぐ飽きて足元のオタマジャクシ探し

秩父の名店、高砂ホルモンへ

ふたたび秩父鉄道で御花畑駅へ。行き当たりばったりな私にはめずらしく夕食の店は予約済み。ちょっと早めに着いたのでお土産を調達。

“肉の安田屋“で豚の味噌漬けを購入(明日のお弁当にしよう)

さらに駅近くの“八百好果実店“で秩父産のトマトときゅうりを購入。トマトは真っ赤、きゅうりはみずみずしいのがわかる。

オープンの16時半ちょうどに“高砂ホルモン“に到着。すでに店内は満席状態。

予約でいっぱいとの貼り紙が
まずはレモンサワーとおしんこ

店員さんから量が多いと聞くも、全部食べたいので盛り合わせを注文。

タン、ハラミ、カシラ、ハツ、ネック、ホルモン白、ナンコツ
絶対食べたかったレバー

初めてと伝えると、店主さんがさっと焼き方を教えてくださる。

おかげでおいしく焼けました

ホルモンには詳しくないけど、これは本当に新鮮でおいしい。すごいペースで焼いては食べるを繰り返す。ちなみに仕入れは月水金だそうで、その日にも来てみたい。

いい気分で西武秩父駅へ。帰りの特急券を買う。駅は充実してて日帰り温泉にフードコートに大盛況。お土産も充実している。

購入したのは、秩父みそ、秩父の酒粕、秩父産そば、秩父スイートポテト。

オール秩父

トイレに寄って鏡を見てびっくり。見たことないほどの真っ赤な顔。山歩きやら、日焼けやら、レモンサワーがおそろしいほど回ったみたい。顔を水で洗うもごまかせない。まあいいや。めちゃくちゃ楽しんだ人の顔だ。

ふらっとやってきた秩父。近いけど、遠くに来た感じ。家にいるとすぐに過ぎ去ってしまう休日も、旅に出れば、一日ってこんなにもいろんなことができるのだと気付かされる。

来てよかったな。

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