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読書記録19 8月に読んだ本まとめ【22冊+3冊】

こんにちは、だるまです。本物の夏休みに突入し、気兼ねなく読書に邁進しています。

8月に読んだ本を早速紹介します!

1.『世界はフムフムで満ちている』金井真紀

2.『マリコ、うまくいくよ』益田ミリ

蔦屋書店で一気読み。働く女子3人の四コママンガ。

3.『知的生活習慣』外山滋比古

ハガキや電話の話が出てくるから20年以上前の本だと思っていたら2015年初刊でした。90歳を超えてこの生活をされていたは驚きます。

4.『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭

蔦屋書店で買って2日後に読了。久しぶりに買ってよかったと思った本。旅行記と見せかけて、若林の気持ちが詰まっています。『ナナメの夕暮れ』もいいけど、こちらの方が好みです。

5.『マンガでわかる!自分の頭で考えるための思考実験』北村良子

軽めの本。1時間ほど。トロッコ問題など思考実験の事例をいくつも紹介しています。

6.『アノニム』原田マハ

夏のムックで読みたかった本が図書館にありました。

香港のオークションに出品されたジャクソン・ポロックの名作「ナンバー・ワン」。名画を巡って謎の美術組織とアートを志す少年が動き出す。

といったお話。原田マハの文章には、一気に読み通させる力があります。

7.『本当はちがうんだ日記』穂村弘

蔦屋書店で見つけて、一つ目のエッセイ「エスプレッソ」で掴まれました。

”すぐ近くで喋っているのに、なんだか遠くから聞こえてくるみたい、とよく云われる。無意味な忍法のようだ。”

とても気持ちがわかります。え?と聞き直されて、同じ内容を2回喋る人生です。

8.『なぜか惹かれる言葉のつくりかた』能勢邦子

noteで紹介されていて借りた本です。
最近noteで気になる本を見つける機会が多い!

この本は「anan」や「Hanako」で編集をされていた筆者が、惹かれる言葉「惹句」のつくりかたを余すことなく紹介しています。

noteの言葉選びや、普段の会話にも使える内容。

9.『お探し物は図書室まで』青山美智子

羊毛フェルトを始めてみました。

10.『街並みの美学』芦原義信

丹下健三関連の本を読んでいたら、駒沢オリンピック公園の競技場など設計していた方だと知って驚きました。

11.『この世にたやすい仕事はない』津村記久子

夏のムックで読みたかった本です。
お仕事紹介本だと思って読んだところ、まさかのちょっとファンタジーな長編小説で、だるまのドストライク。

夏のムックや、蔦屋書店のコンシェルジュが選ぶ本で紹介されていた作家で、新たに出逢えた作家!と思えました。

12.『丹下健三と都市』豊川斎赫 

13.『白いしるし』西加奈子

夏のムックで知って読みたかった本です。

西加奈子は『ふくわらい』を読んで、「あまり自分が会ったことのない女性」を描くが上手だなと思いました。

本書も、恋にのめり込む女性、男性が出てきてそれぞれ狂気的です。病的なのに怖くなく、むしろ愛せる。それが不思議でした。

14.『プリン愛 愛してやまない87プリン』JTB

ちょっとプリンにはまり、美味しい店を探すために読みました。
早速先日、錦糸町のお店を訪れ幸せなプリンパフェを頂きました。

プリンの材料は、卵、牛乳、砂糖とシンプルで、家でも作れました。家でもなかなかのクオリティだったので、初めてのお菓子作りにおススメです。

15.『6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む』ジャン=ポール・ディディエローラン

蔦屋書店で見かけ、「海外文学も読みたいなあ」と思い読みました。

主人公は本の裁断工場で働くギレン。毎朝の電車内の読み聞かせや、足を裁断された同僚、金魚、謎の日記などコンテンツ盛り沢山で特に伏線が回収されないままいい感じに終わる。

面白かったです。フランス郊外の実在する住所やショッピングセンターが登場するのでGoogleマップで検索するとより楽しめます。

16.『つまらない住宅地のすべての家』津村記久子

11.『この世にたやすい仕事はない』で出逢って2作目です。10軒の住宅のすべての家族構成を考え、役割を考え、一つの事件に収斂させていくネーム技術に舌をまきました。

徐々に関係していく人々の描き方が本当に上手で、好きな作家になりそうだなあと思いました。

17.『丹下健三を語る』槇文彦・神谷宏治編著

12.『丹下健三と都市』を読み、???となったのでもう一冊読みました。槇文彦を中心に総勢36名で丹下健三について語りまくっています。

座談会形式のため読みやすく、場の雰囲気も伝わってくるため面白く読めました。
最後には丹下健三とグロピウスの往復書簡が載せられており、実際の手紙を丹下健三展でみることができました。本と展覧会がリンクしてワクワクした心持となりました。

18.『BUTTER』柚木麻子

夏のムックで読みたかった本です。柚木麻子は今年出逢って、かなりはまりました。

3冊読んだ中で今作が一番重く、大作でした。女性の描き方と考察に身がえぐられる思いです。

19.『おしまいのデート』瀬尾まいこ

こちらも夏のムックで読みたかった一冊。2時間ほどで読了しましたが、5つのデートの形が温かくて疲れた夜にぴったりでした。

20.『まちづくりの仕事ガイドブック』饗庭伸他

街づくりに関するお仕事を63つ分野ごとに紹介した本。

21.『同時通訳者の頭の中』関谷英里子

大崎のTSUTAYAで手に取り1/3ほど読んだ本。英語の勉強しないとと思いながらなかなか始められないので、方法論を読むことにしました。

英語はコミュニケーションツールだから、どんどん使おう!という内容で主にビジネスツールとしての英語を想定されていました。

TOEFLの勉強はテスト勉強に近いですが、大学院で英語を使う機会があるので、テスト勉強から卒業して英語を学びたいと思いました。

22.『BOOKMARK』金原瑞人・三辺律子編

翻訳者による海外文学ブックガイドです。
邦作ばかり読むので、海外文学も読みたいなと思ってたところ出逢いました。

3年間にわたる冊子を一冊にまとめたもので、各号(各章)テーマが決まっていて面白いです。
読みたい本がまた増えました。


買った本

1.『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭

蔦屋書店で衝動買い。荒んだ心に染みる一冊(?)。

2.『朝3分間のデカルト』小川仁志

猛烈に哲学が勉強したくて、図書館で見つけた装丁が素敵な本です。デカルトの言葉を現代風にしてくれていてわかりやすいです。

3.『見えがくれする都市』槇文彦

言わずと知れた名著で、図書館で借りたところ面白そう&貸出期限が切れそうだったので購入しました。

8/31に来たため、読み始めたばかりです。

今月のまとめ

先月は一冊選ぶのを忘れてしまいました。
8月の一冊を選びます!今月は、

『お探し物は図書室まで』青山美智子

です!下書きを振り返って、最も印象的な本を選びました。話題作でもありますので、良かったら手に取ってみてください。
丹下健三関連の本と迷いました。

夏休みに入り、時間は普段の3倍ほどありますが読んだ本は2倍にもならなかったです。時間が無限にあっても適切な量はあるということでしょうか。

9月もよろしくお願いします。

かしこ

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