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世界中の料理でどれがお気に入りかって聞かれることがあれば、第1位はタイ料理。2位は韓国料理と答える準備ができているモリケンです。

3位はどこってなりますが、3位はミネストローネなのだ。
これだけいきなりどこの料理じゃないんですよねえ。

タイ料理といえばトムヤムクンですね。私はこれを食べたいがために、ギリシャから日本へ帰る際、エジプト航空の片道チケットを購入したぐらいなのだ。
なぜギリシャからエジプト航空でタイなのかというと、ギリシャのアテネ発でエジプトのカイロ、タイ、フィリピンを経由して帰ることができるお買い得チケットなのだ。
私は時間さえあれば、ストップオーバーして数カ国を経由しながら旅をしていたのだ。旅といっても、世界各地を放浪しながらネコを撮影するという旅で、私にとって海外旅行といえばネコ撮影といっても過言ではないくらいなのだ。

長い前置きはおいといて、私が好きな料理第2位の韓国料理である。

今回は博多〜釜山1泊3日フェリーの旅があまりにも安かったので、おいしい韓国料理が食べたいと衝動的にチケットを予約したのだった。
ちなみにいくらかというと、サーチャージや出国税、港湾使用料などをのぞいて、往復フェリーと釜山のホテル1泊付きでなんと、なんと5400円でした。
日本のどこかいくよりはるかに安く海外旅行に行けてしまうのだ。

福岡と韓国ちかいとはいえ、これは安すぎるぞ!

船は2等だけど、お風呂があってゆっくりできちゃうのだ。

行きの航海時間は約6時間。Amazonプライム・ビデオでダウンロードしてきたゲームオブスローンズを観てみようかとシーズン1の第1話を観始めるも、20分もかからずリタイヤ。
1本邦画の「君の膵臓をたべたい」の実写版をダウンロードしていたので、それを観始めたところ、主役の女優さんにキュンキュンしまくり、終盤は船の中で一人涙と鼻水を流し続けたのだった。
感動というか、泣いちゃう映画は人前で観るのは気をつけましょう。
正しくは、映画の選択には気をつけましょうかな。

船から釜山の街が見えてきた。ここから約1時間。港へ近づけず。
なんでかと思ったら、超巨大豪華客船の出航待ちのようでした。

行きは博多港12時すぎに出発して、釜山港に18時着予定(実質遅れて諸々手続きを終えたのは、19時を回っていた。
時間がない旅なので私としては1分1秒にドキドキしちゃうのだ。
19時に入国したら、なんと翌日の18時にはチェックインしなくてはならないのだ。
ジャックバウアーでも24時間テロリストと戦っているのに、私は23時間しかないのだ。
時任三郎は24時間働けますかと世に問うたのに、私は23時間しか働けないというハリネズミのジレンマな旅なのである。

ということで、これまで海外に何度か行っているけれど、1泊3日という弾丸なのか遅いのかわからない旅が始まったのだった。


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ブライダルカメラマン&猫写真家のモリケンこと森永健一。 ネコ写真集「あきらめニャければうまくいく」(電波社)より発売中!エキサイトニュース、えんウチ、しらべぇにも取りあげられました。 東京カメラ部写真展4回入選。 ネコフォトエッセイも連載していました。