沖縄の神の島で生きるネコたちに会いに行くのだ！ パート１
沖縄南部、東側に位置する、久高島をご存知だろうか？ 沖縄のリピーターの方は知っていたりするであろう、場所である。
沖縄の人にとっては特別な島。私はこの旅に行くまでは知らない場所だった。
島に行くのが好きな私は、いつも、これから行く先の地図を眺めながら、なるべく簡単に訪れることができる島を探している。この旅で時間的にもいけそうだなという島をピックアップして、そのうちの一つが久高島（くだかじま）である。もう一つ訪れたのは、奥武島（おうじま）で、こちらは車で渡ることができるお手軽に行くことができる島である。
久高島行きのフェリー乗り場。時間を見間違えて2時間以上前に到着してしまった。
乗船口。舟券は大きな乗り場があって、そこで購入できる。食堂なども併設されていた。
どれくらいの時間乗っていたのか忘れたけれど、そこそこな距離があったの覚えがある。行ってみたい方はぜひともネットで簡単に情報が入手できる時代なので、検索して欲しいのだ。私がまだ若い頃は、ネット検索などなかったので、情報は本だったなあ。長期で海外を渡り歩くときの情報交換は、エアーメイル（日本人って海外から手紙送るとかなくなったのかなあ）で、日本の家族や友人から手紙を受け取りたい場合には、何月の中旬ごろにはどこそこの国のどこそこにいる予定だから、そこの中央郵便局留めでエアーメイルを送ってもらってたなあ。
ネコのポストカードを島の観光案内所で販売してもらっているけれど、海外からの観光客は、そのまま島の郵便局からエアーメイルを出しているそう。旅の情緒を感じるなあ。自分もいろんな国を訪れているときに、どんなポストカードを送ろうかなあって選ぶのが楽しかったのを覚えている。
それもあって、島でポストカードを販売してもらっている。自分のネコの写真が世界中に飛んでいくって考えると、ワクワクしちゃうのだ。
神の島、久高島に到着 まずは腹ごしらえ
久高島の渡船待合所。のどかで人も全然いない。営業中の食堂を見つけたので、そのまま昼食に。確か到着はお昼あたりだった。
無人のお土産販売所。日本ってすごいなあ。
これが久高定食だ！
お刺身も食べたかったけど、久高島定食だったような、覚えのある島の名前を冠していた定食を選ぶ。中央の唐揚げは、島で有名な魚だった記憶がある。まったくもって朧げな記憶になっている。そこそこのお値段がしていたけど、なかなかここまで来ることはないので奮発。肝心の唐揚げはというと、おいしかったとは思うのだけど、いまだに覚えているのは、骨が凄まじかったこと。唐揚げだけど鉄の針のような硬度と鋭利なトゲがあって、食べるのが大変だった。ほとんど骨だった記憶がある。ちなみに、私以外にいたお客さんは、誰一人としてこれを注文していなかった。
でも、それはそれでよい旅の思い出なのだ。
食事を終えて、まずは食堂の庭にネコがいたので、そこで撮影開始。
エアコンの室外機の上でお昼寝中。Nationalのロゴ久しぶりだなあ。
食堂の庭だけでネコが何匹もいる！ これは期待できる。
久高島ではこのゴツゴツした岩を使った石垣をよく見かけた。
暑い日の日中ということもあってか、人とすれ違うことがほとんどなかった。ちなみに、この島でたまたま知り合った方がいて、その方もプロのカメラマンで、いろいろ話していたら共通の友人がいることが判明。ご縁ってすごいなあと思うのだ。その方も久高島にちょくちょく宿泊しに来ているそうで、この島は夜は満点の星空、朝は最高の日の出、そして夕焼けと、朝から晩まで風景が最高とのことだった。次回は宿泊しようと心から思った。
ハイビスカスの花が熱帯の雰囲気を盛り上げてくれる。
どんな道でも絵になる。
こんなところにネコを見つけるとテンションアゲアゲなのだ。
というわけで、またまた長くなってきたので、今回はここまで。
久高島パート２へ旅は続くのだ！
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猫写真家・森永健一公式サイト Feel So High! cats side.
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