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モリケンのフォトエッセイ

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ネコ写真家森永健一のネコと人との生活を写真とアホなエッセイで語ります。 旅をしている感覚を楽しんでもらいたいです。
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#フォトエッセイ

ウブドの招きネコとは(写真を撮るのがなぜ楽しいのかって)? バリ島インドネシア(前編)「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#1

ウブドの招きネコとは(写真を撮るのがなぜ楽しいのかって)? バリ島インドネシア(前編)「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#1

元々海外のネコ写真を専門に撮影していた私。これまではバックパッカーとして世界各国を放浪しながらネコの撮影を撮っていたのだけれど、時代は流れて西暦も2000年に入り、すっかり21世紀。さらに令和。
確かこの頃にはどこでもドアで好きなところに行けるようになっていると思っていたなあ。でも実際はそうではなかったけど、それはそれで楽しく旅ができるというもの。

バナナはおやつに含まれるのか、わからないけれど

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ウブドの招きネコとは(撮りたくなる風景が多すぎて)? バリ島インドネシア(後編)「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#3

ウブドの招きネコとは(撮りたくなる風景が多すぎて)? バリ島インドネシア(後編)「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#3

さて、バリ島ウブド編も最終回?
ウブドではネコにあまり会うことがなく、人や風景が多くなっていて、見て欲しい写真はそっちの方が多いという衝撃の事実が発覚。
さてどうしたものかと思いつつ、まずはタイトルの内容を完結させようと、重い腰をヨッコイショウイチと、心で叫びながらがんばって上げているのだ。

前にも書いた通り、私の撮影スタイルは「ひたすら歩く」こと。歩くのは結構平気ですとか、好きですという人が同

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ウブドの招きネコとは(歩き続ける理由って)? バリ島インドネシア(中編)「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#2

ウブドの招きネコとは(歩き続ける理由って)? バリ島インドネシア(中編)「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#2

「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#2よろしくお願いします。連載を終えて、その後スマホ、ゲーミングPC会社のASUSさん発売のZenPadのプロモーションでFacebookページ用にフォトエッセイを8本ほど書いたけど、それ以来かなあ。文字数が決まっているとそこに合わせて起承転結を考えるんだけど、自分でなんとなく練習用に書いているものだから、こんな感じで冒頭トークがずっと続いてしまう事態に陥っている

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釜山飯ときどきネコ その3

釜山飯ときどきネコ その3

もうというわけで、トップの写真はチャガルチの繁華街です。
今回ははついにメインイベントの「カンジャンケジャン」を食べるのだ。

ところでこの「カンジャンケジャン」とはどういう料理なのかをちょっとだけ説明します。生のワタリガニの醤油漬けというのが一番伝わる説明かなあ。
身を口にくわえてそのまま押して、口で吸うと、まるで甘エビのように(カニだけど)身がニュルニュルっと出て来て、口の中に醤油の味とカニの

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釜山飯ときどきネコ その2

釜山飯ときどきネコ その2

 釜山港に到着してWi-Fiをレンタルして、すぐに釜山駅へ。
ホテルにチェックインしに行く時間ももったいないので、釜山駅のコインロッカーに荷物を入れて、「カンジャンケジャン(生のワタリガニを特製醤油漬けにしたもの)」を食べに夜の釜山に繰り出すのだ!

コインロッカーの操作パネル。韓国語のほか、中国語、英語、日本語がありました。ただし、日本語を押してもわかりづらい日本語で捜査に困りました。

空いて

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釜山飯ときどきネコ その1

釜山飯ときどきネコ その1

世界中の料理でどれがお気に入りかって聞かれることがあれば、第1位はタイ料理。2位は韓国料理と答える準備ができているモリケンです。

3位はどこってなりますが、3位はミネストローネなのだ。
これだけいきなりどこの料理じゃないんですよねえ。

タイ料理といえばトムヤムクンですね。私はこれを食べたいがために、ギリシャから日本へ帰る際、エジプト航空の片道チケットを購入したぐらいなのだ。
なぜギリシャからエ

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ネコに誘われて路地に入ってみると

ネコに誘われて路地に入ってみると

釜山の夜編 その2

営業が終わり、辺りも暗くなった商店街の細い路地から、うっすらと光がさしていたので視線を向けると、ネコがこちらを見て佇んでいたのでした。

「アンタも加わりなよ」そんな感じで踵を返して路地裏を進んでいきました。いい雰囲気の路地裏だなあと思いながら、お酒を酌み交わす人たちに挨拶をして写真を撮らせてもらったのでした。

カメラを持ってこなかった旅に限ってネコに出会うという、「マーフ

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そして時は流れ、エジプトに到着済み!

そして時は流れ、エジプトに到着済み!

長い前置きから時間が空いてしまい、どんな内容だったのかも覚えていないので、時間を飛ばしてエジプト編はすでにはじまっていたことにしようと思う。
確か、飛行機は夜の22時過ぎくらいにカイロに到着。
こんな時間に着くのはいろいろ大変なんだよなあと思いつつ、空港で人の良さそうなタクシー運転手に声をかけてカイロの街まで出発!

ん? すでに始まっていたとしているのに、到着から順を追っているような。。。そうな

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イエネコ発祥の地、エジプトのネコに会いたくて、冬!

イエネコ発祥の地、エジプトのネコに会いたくて、冬!

はーい、今回のネコエッセイはかなり前の話で、以前「NEKO」で「路地裏ニャン方見聞録」を連載しているときの旅の話です。

このときは、マレーシア航空の片道切符で、クアラルンプール、ドバイ、ウィーンを経由してスペインのマドリッドへ。
半年近くかけて色々な国をネコを求めて三千里放浪していました。
そんなこんなで、場所はギリシャへ。
ギリシャのネコの話はまた別の機会にとっておいて、今回はエジプトなのだ。

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シーサーの置物と、生シーサー!

シーサーの置物と、生シーサー!

沖縄と言えば、海ぶどう、ゴーヤーチャンプルー、ソーキそばなどなど、食べ物ばかりが浮かんでくる食いしん坊な私。
なんていいつつ、食にはあまりこだわりがなかったりするのだ。
これまでも海外のネコを中心に撮影しながら放浪していても、特に現地の食べ物に執着はなく、ただひたすらに街を歩いてそこで暮らす人とネコたちの生活を垣間見るために歩き続けるだけ。
ヨーロッパでは物価が高いから、パンを買ってヨーグルトをつ

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