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『駐車中のテスラ車には近づかない方がいい 全てのクルマに欲しい「セントリーモード」の威力』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.3.2

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■駐車中のテスラ車には近づかない方がいい 全てのクルマに欲しい「セントリーモード」の威力

 Teslaのクルマには、セントリーモードと呼ばれる、駐車中の監視機能が標準で搭載されています。各種センサーや前後左右の車載カメラを使って監視し、人やクルマが接近すると潜在的脅威ありと判断してヘッドライトが1回だけ点滅し、イベント発生前後を含めた映像を記録します。

主に自動運転のセンシングのために取り付けられている、テスラ車両の周囲全体を捉えるカメラが、駐車時には全方位監視カメラとして機能するのが「セントリーモード」。

うちの日産サクラも車庫入れの支援機能としてアラウンドビューモニターという機能はついていますが、駐車監視のために録画し続けるという機能はありません。

後付けしたミラー型ドラレコには駐車監視機能が一応ついていますが、ドラレコの画角同様に前と後ろしか撮影できません。


テスラのセントリーモードからは逃げられない

テスラのセントリーモードなら、当て逃げトラックも完璧に映ります。テスラ相手に逃げられると思わない方がいい、と知れ渡ることも抑止力になります。


安心だけど超電気喰い

このセントリーモードは便利で安心だと感じる一方、常に周囲を監視録画し続けるためのバッテリーは大丈夫なんだろうか?と心配になります。

テスラ公式によると、セントリーモードの電力は走行用バッテリーから供給されるとのこと。

セントリーモードを使用するには、少なくともバッテリー残量が20%以上必要です。バッテリー残量が20%よりも低くなった場合、セントリーモードは無効となりモバイルアプリより通知されます。セントリーモードを有効にすると、バッテリー消費が増加します。

全体の1/5の残量が必要というのはかなり電気喰いです。

このサイトでの実験によると、5日間で-32%のバッテリーを消費したとのこと。周囲の人通りや気温などによっても変わりますが、1日あたり6%以上消費するのは、長期の旅行で空港に預けている間ずっとONにするような使い方には不向きですね。

 セントリーモードの電力消費について、バッテリー消費1日5%だと3.5kwh位になり、150wの電力を使用していることになります。
(中略)
 1日3.5kwhを11年間消費し続けると、深夜電力1kwh 当たり14.1円として20万円必要です。前のっていたレクサスhs250hは11年間乗った間に数回故意の傷をつけられましたが、塗装にかかった費用はそれ以下でした。ひどい傷をつけられた時のために車両保険もかけてあります。

自己や故意のイタズラで傷つけられた際に証拠映像が残るのは精神的な安寧にとても良いと思いますが、一方コスト換算すると11年間で20万円。万が一のための機能とはいえ、万が一にしか起こらないことへの保険を車両保険以外にも掛けているような状態です。常時ONにするか、使うシーンを絞るなどの工夫も必要になってきそうです。


日産サクラ1年点検。近距離だと別載12Vバッテリー充電されない問題が発覚

うちの日産サクラが納車からやがて1年を迎えるにあたり点検に出しました。

新車納車からたった1年なので問題はないだろうと思っていたら、1点重大な問題が見つかりました。

走行用バッテリーとは別に積まれている、普通の12Vの鉛蓄電池のほうがさっぱり充電されていませんでした。「充電量(SOC):15%」ということで、このままだと鉛蓄電池が過放電でアクセサリー類が使えなくなりますよ、という状態です。

メカニックの方の説明によると、原因は、近所の買い物や送り迎え程度の短距離の低速走行しかしなかったことだそう。1年での走行距離は5000kmに満たないくらいですが、そのうち90%くらいは近所しか走っていないと思います。

でも日産サクラってそういう使い方を想定して作られたものなんじゃないの?と根本的な疑問は湧きます。

テスラのようにアクセサリー類も含めて走行用バッテリーに一本化してくれればいいのですが。アクセサリーを鉛蓄電池から取っているようではセントリーモードなんてサクラには無理。と、このバッテリー充電されない問題が点検で発覚して改めて痛感しました。

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