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プラチナとパラジウムが同価格帯に突入(*'▽')
貴金属マニアとしては毎日のプラチナとパラジウムの価格チェックを怠らないのですが(^_-)-☆ フォルクスワーゲンの排ガス不正処理事件以来、ガソリン車向けの排ガス触媒用途のパラジウムの価格が上がり、ディーゼル車向けの排ガス触媒用途のプラチナは価格が低迷し、一気に価格差を付けられて「うーむ」という数年間を過ごしておりました。(>_<)
しかし最近、パラジウムの価格が下がり、プラチナの低迷している価格帯と同じ帯域になっておりました!(^_-)-☆
まるで「ウサギと亀のレース」で、ウサギさんが余裕な状態のまま、ひと眠りしたところを、のそのそと進んでいた亀に追いつかれてしまった瞬間のような感じです。追いついたといえどもプラチナの価格帯が上がったわけでなく低空飛行を保っているのがポイントです。(^_-)-☆
プラチナはコインやインゴットという形で比較的に手に入れやすい貴金属でありますが、パラジウムはコインやインゴットの実物が売られているところにお目にかかったことが無いんですよね~(*'▽') どうやらネットで調べてみるとパラジウムのコインは有るらしいです!(^_-)-☆)
あの貴金属マニアの間では有名な「コモキン」であれば、貴金属リサイクルサービスでパラジウムも抽出対象だったと思いますので、パラジウムの地金をゲットできる数少ない手段かもしれません。(*'▽') (たまにヤフオクで見かけます。)
さて、プラチナもパラジウムも「触媒」として有名です。
貴金属マニアとして身近なところでは「ハッキンカイロ」がレトロで有名ですよね!ジッポライターのオイルをハッキンカイロに入れて、綿の部分を火で炙れば後は触媒反応でカイロとして温まります。
昔、東急ハンズでハッキンカイロを購入し、冬のコートに忍ばせて外でも暖かく過ごせた記憶があります。レトロなガジェットと言ったところでしょう。(ちょっとした感動があります。)
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火で暖めて触媒反応を起こします。
って話が横にそれましたが、プラチナもパラジウムも工業用途が多めの貴金属で、おもに内燃自動車の排ガスを分解するための触媒として使われます。
・ガソリン車:パラジウム
・ディーゼル車:プラチナ
と燃料の種別で触媒が分かれているようです。
但し、時代によってパラジウムを使うのかプラチナを使うのか、はたまたロジウムを使うのか?価格と技術の発展によって色々変わっているようです。
いずれにしても貴金属の中でも貴重な白金属ですのでいずれもお高いんですけどね・・・・(^_-)-☆
最近は水素の製造装置や燃料電池用途でプラチナが注目されることも多くあります。そのような最先端の技術に対する触媒素材としてのニーズも増えているのかもですねぇ。(って言ってもプラチナの価格は上がっていないので、さほどニーズは強くなく、これからの~ってな話なんでしょうねぇ~(*'▽'))
ま、パラジウムの価格が下がってプラチナの価格帯まで降りてきたと言うのがチャート形状から言っても正しい表現だと思いますが、なんとなく新しい風が吹きそうな気配ではあります。前回、金価格が一気に高値を付けたように、もともと世界中を探しても白金属は量が限られる素材(金属)だけに。ちょっとした理由で注目されると「うなぎ登り」で価格が上昇するバブルとなりますので、今後の動向に注目したいと思います。(*'▽')
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