光の神秘主義1:有史以前とイラン
前回の投稿は、神秘主義的な神話における「鏡像」に関するテーマでしたが、その中で、意識の根源的な動きとしての「光」のヴィジョンについて触れました。
それで、今回は、「光の神秘主義」に関して書いてみたくなりました。
「光の神秘主義」というのは、至高神や根源神を、あるいは、意識の根源や極限を、無限の光、流出する光などとして体験するような神秘主義思想です。
その体験を哲学化したものは「光の形而上学」と呼ばれることもあります。
当稿は、古今東西の「光の神秘主義」の歴史というか、全体