見出し画像

漫画「うる星やつら」感想(完結作品を語る! #376)

「うる星やつら」(高橋留美子)
連載期間 1978年~1987年(週刊少年サンデー)


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


「うる星やつら」は、ハチャメチャなラブコメマンガ!
全34巻。サンデーうぇぶりというアプリで全話無料で読みました!
累計発行部数3000万部を超える大大大人気マンガですね。
最後までは読んでないかなと思ったんですが、33巻の話も覚えてたので一度全巻読んでいたようです。

全体的には、
高橋留美子先生のるーみっくわーるどなものの、絵柄にしてもギャグにしても昭和を感じます。
まぁ、1970年代に始まったマンガですから当たり前
なんですけどね。

登場人物は、
チャランポランな高校生の諸星あたると、虎縞ビキニの鬼型宇宙人「~だっちゃ」が口癖のラムを中心に、個性的で愉快な面々
です!
しのぶという同級生も含めた三角関係ノリは初期のみで、すぐにあたるとラムはお互い本気で好き同士になります。
とはいえ、あたるはラムに素直にその気持ちを伝えることはないんですけどね。

個人的な推しキャラは中盤から出てくる竜之介。
男として育てられた女の子でキャラがめっちゃ立ってますし、男性からも女性からも人気
だと思います。

さて、
そんなキャラ達が繰り広げるハチャメチャ感が楽しいです!なんていう賑やかで華やかなんですよね!

あと、
キャラによる推進力でどこまでも持っていかれちゃうというか、実験的な話も多々あって、ちゃんとオチが描かれていないものもそれもありと思わせてくれるんですよね~!

・好きな話について
「最後のデート」という幽霊の女の子とあたるがデートする話が好きです!
あたるの優しさと、ラムの恋心と、幽霊の女の子の切なさに胸がギュッとなりました。
他に、
あたるやラムやしのぶらの色んなパターンの近未来へ、亜空間から扉を通ってその様子を見ていく話も好きです!
タイムトラベルやパラレルワールドってやっぱり好奇心をそそります。

ということで、
ラブコメマンガが好きな人に、るーみっくわーるどで笑いたい人に、
素直じゃない男の子代表!?がどんなか気になる人にもオススメ
です!


・終わり方について
闇の宇宙(くに)にラムが連れ去られ花嫁にされそうになります。
というものの、
連れ去った花婿にもあたるに対するラムのような存在がいて、お互い好きなのに意地を張っている状態です。

その後、
なんやかんやあって地球もピンチになり、それを救うため第一話と同じように鬼ごっこをします。

さらに、
ラムは鬼ごっこ中にあたるから好きと言われなかったら地球人との交流の記憶を全て消して自分の住む星に帰ろうとします。
で、結局あたるは言わないんですが好きに間違いないでしょという行動により、二人は抱き合いハッピーエンド!

とはいえ、
最終ページでは、好きと言ってほしいラムに、今際の際まで言ってやるかとあたるが言い、「一生痴話喧嘩続けるつもりかっ!」と読者含めた?ツッコミが入り、ラムの「だっちゃ」で綺麗にお開きです!

ちょっと長いですが、エンタメ傑作であることは間違いないですし改めて全話通して読めてよかったです!


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「うる星やつら」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’


#マンガ感想文 #漫画 #マンガ #うる星やつら #高橋留美子

この記事が参加している募集

マンガ感想文

ギターの弦から音楽機材まで必要なものは"ほぼ"無限! 気に入ったらサポートしていただけるとありがたいです! よろしくお願い致します!