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全てはプロセス レオレオニに導かれて

こんにちは。
スタイルメイカー安堂むうです。

前回の続き。


こうして、1泊2日の合宿は終えた。
まだ消化し切れていないが、達成感を味わう。


終了後はスタッフでお茶をすることになったのだがその道中でのこと。


何気ない会話をしていて彼女はふと言った。


2日目に行った
相手を見えない領域から感じるワークのこと。


他のチームだったのだが

「むうちゃんが光って見えて、
 それがアメジストだった」

と話してくれたのだ。


続けて恩師から


「レオレオニのアレクサンダとぜんまいねずみと言う本があってね。

紫の小石が出てくるんだよ。

それを小さい頃、探していたな〜。

むうちゃんは、夢を叶えてあげる人なんだよ。」



その時は全然、ピンと来なかった。



夢を叶える?

レオレオニ?



このやりとりがなんだか気になっていて。


レオレオニ

紫の小石


それだけを記憶し
合宿から戻った翌日、本屋さんへ行った。



まず私はレオレオニのことを全く知らなかった。
スイミーなど、絵本作家として有名だが、彼はもともとグラフィックデザイナーとして成功していた人物だった。



彼の本を発見。
アートワークや言葉を読んで
こみ上げてくるものがあった。



「この人は、アーティストだ。」


そして
「アレクサンダとぜんまいねずみ」を手に取る。


懐かしい方もいらっしゃるかな?


読み進めると涙が溢れた。


「アレクサンダは、私」


そう思った。



アレキサンダは、
自分じゃないものになりたかった。


可愛がられたい、だからぜんまいねずみになりたいという、外側に何かを求めている間は
紫の小石は見つからないのかもしれない。


彼は人間に可愛がられることはなかったが、
ウイリーとは違い
自由に動くことができ、経験ができ、自分の感性を味わうことができる。

自分が見たものを、ウィリーに伝えることができる。そんなアレキサンダのことが、ウイリーも大好きだ。

彼は、既に愛されていた。


ある日、
ウイリーがいらないものとして捨てられていることに気がつく。

「可哀想なウイリー!」
そんな時、
アレキサンダの目の前に<紫の小石>が。


この日は満月。アレキサンダはドキドキしながら
魔法のとかげの元に向かう。



「おまえはだれに 
 それとも なにになりたいの?」


「僕は。。。」


アレキサンダは自分の願いを辞め、
「ウイリーをアレキサンダのようなねずみにする」ことを願う。

彼は自分も相手も幸せになることを選んだ。


そう。
私は、私だけが幸せになりたいんじゃない。
相手にも出来れば、幸せになって欲しい。

綺麗ごとかもしれないけどそう思う。


絶望したこと、辛かったこと、叶えられなかったこと

そんな中でも希望はある。

輝きのままに生きていいと伝えたい。


アレキサンダとウイリーが踊りあったように。
生きる喜びを自分自身
そして誰かと味わって欲しい。


だから私は、
「 夢を叶えるお手伝いをする人 」
なのかもしれない。


おわり


スタイルメイカー・安堂むう


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