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はじまりはいつも突然に

本当は、

少しずつ終わっていくんだね。

と書きたかったんだけど、すでにはじまってしまった。



大学生活はゆるやかに終わっていった。

卒業研究が終わった

そして研究室兼サークル最後の飲み会をした。

居酒屋さんのバイトが終わった。物足りなかった。

学生最後の旅に出た。楽しかった。

そして、塾のアルバイトも惜しまれながら終わった。

そうやって、私の大学生活を作っていたものが、1ヶ月半の時間をかけてゆるやかに終わっていった。




そして4月、社会人になった。

1日前まで朝9:00起きだったのに、4/1になった瞬間から朝6:00起きになる。

また、その瞬間から会社へ向かい出す。

家に帰るのは21時ちかくになる、

また同じ時間に起きて、寝る。
ただ起きる、仕事に行く、寝る。それだけの日々。

日にちがたった数日変わっただけなのに突然社会人生活の始まりを告げた。

きっと社会人になった実感は湧かないんだと思う。このまま私たちは走り続けるしかない。


はじまりはいつだって突然だ。

入学式の日から、突然学生生活が始まる。
クラス替えで顔を合わせる人が変わる。

それでも私たちがそこに馴染むのはやっぱりゆるやかに進む。突然社会人になったからと言って、すぐに仕事ができるわけでもないから。



はじまりはいつだって突然だ。

でも、はじめから何でもできる訳じゃない。

ゆっくりでいい。時間は待ってくれないかもしれないけれど所詮1年目だ。マイペースに進んでいこうじゃないか。

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