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「SDGsとふれあう機会の創出」| 2024SDGsコーナー体験記vol.1

春の陽気を感じ始めるNDソフトスタジアム山形で、3月16日(日)に2024シーズンホーム開幕戦が行われました。モンテディオ山形では、今年もホームゲーム全試合で「SDGsコーナー」を設置します。

防災を日常の一部に

今回、SDGsコーナーでは山形防災・減災Action!、国土交通省東北地方整備局山形河川国道事務所、そして天童防災の会が共同で、防災・減災を推進する活動を実施しました。

子どもから大人まで体験することができる段ボール迷路の中には防災に関する二択クイズが随所にあり、正しい答えを選び続けた人のみがゴールできる仕組みになっていました。迷路を体験した親子は「クイズを通して新しい防災の知識を身に付けることが出来た」と話してくれました。
防災・減災Action!の細谷さんは「これだけ多くの人に体験してもらって良かった。未来の子どもたちの笑顔を守るために、防災・減災の啓蒙活動を通して、命を守れる人を増やしていきたい」と語っていました。

また、段ボール迷路の隣では40cmの浸水の中で歩くとどうなるかを疑似体験できるコーナーを設置しました。
小学校低学年の児童が実際に体験してみると、あまりの重さに一歩も動くことができていませんでした。
山形河川国道事務所の今野さんは「たったの水深40cmかもしれませんが、その中で歩くのはかなり困難。浸水する前に早めに避難することが何よりも重要。」と話していました。

食品ロスを減らし他の人の力に

SDGsパートナーの株式会社ミズサワセミコンダクタご協力の下、「フードドライブ」を実施しました。ミズサワセミコンダクタ様は岩手県の企業ですが、地域に関わらずSDGsを広めていきたいという思いで、モンテディオ山形のSDGsパートナーになったそうです。
「フードドライブ」とは、地域の人たちから不要になった食料を集めて、困窮している家庭、子ども食堂、そして福祉施設などへの食料支援に役立てる取り組みです。当コーナーでも定期的に開催しており、今回も多くの人が協力してくださり、写真中の青いボックス5個が埋まるほど、多くの食料が集まりました。継続して行うことで、その活動の認知が高まり、協力者が増えていくことを実感します。

大量のスナック菓子を提供してくださった方にお話を伺ったところ、「パーティーを開いた時に買ったお菓子が余ってしまい、折角なので持ってきた。」と、お持ちいただいた経緯を教えてくださいました。
山形県内ではヤマザワやマックスバリューなどのスーパーマーケットでもフードドライブを実施しています。普段から家庭で余った食品が出れば、フードドライブでおすそわけを。

SDGs浸透のために

2024シーズンも様々なワークショップを企画を実施し、来場されるみなさんが「SDGsに触れるきっかけ」を提供できるように活動していきます。また、一緒にイベントを実施してくれる企業、NPO法人、個人の方などを広く募集しています。みなさん、スタジアムにいらっしゃった際には是非SDGsコーナーにお立ち寄りください。

モンテディオ山形SDGsコーナー体験記vol.1
2024/3/16(SUN)
第4節
VSヴァンフォーレ甲府

ライター:佐藤修平

●SDGsパートナー

THINET
株式会社ミズサワセミコンダクタ
山形朝日株式会社
株式会社京都スペーサー
株式会社ソフィア
Pay Light
株式会社メイコー
渋谷建設株式会社
オザックス株式会社
東都クリエート株式会社
共和合成株式会社 
三井・ダウ ポリケミカル株式会社
SKグループ 
ロンタイ株式会社 


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