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パリに来て13年になります。 コレクションメゾンでモデリストしながら、2人の子どもたち…

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パリに来て13年になります。 コレクションメゾンでモデリストしながら、2人の子どもたちとの暮らしを綴っていきます。 家事全般が苦手、家に帰って子どもたちと遊ぶのが楽しみ。 週末、学校のお休みは、ほぼ毎日、美術館やギャラリーのアトリエに参加したり、ダンスを観に行ったりしています。

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はじめまして。 パリで2人の子を育てながら、コレクションメゾンでモデリスト、パタンナーとして働いています。 アパートがせまく、何時間も一緒にいるときゅうくつで、けんかや言いあらそいが絶えない。 これではだめだと思い、週末や学校のバカンスなど、お休みの日はできるだけ家にいないよう、出かける予定をいれるようになりました。人の目を気にして、私もトーンダウンするし、子どもたちは解放的にのびのびするし、家にいないほうが何倍もいい!! 旅行に行くほどお金はかけられない、でもせっかく

    • 子どもだって楽しめるオルセー美術館!- リベンジ編

      前にもパリのオルセー美術館についてはいくつかnoteに書いてますが、ついに、オルセー美術館とオランジュリー美術館の共通年間パスを購入してしまいましたよ! 週末やバカンス中は特に人が多く長蛇の列!!とぐろを巻いている人たちを尻目に、優先レーンで待ち時間なしに入ることができるのは年間パスのおかげ。それだけの価値が絶対にあると確信してるよ! 展示をゆっくり楽しむことはまだまだ2人には難しいので、無理やりひっぱっていくのは諦めました。その話はこのnoteに書いてます。 でもワー

      • フランスで保育園に落ちたとき、頼りになるのは国家資格をもったシッターさん(アシスタント・マターネル)

        前回、フランスの育休事情について、noteに書きました。その続きです。 それじゃあ、保育園に落ちたらどうするの? 私も保育園の申請はしていたものの、子どもたち2人とも落とされてしまった。この話は詳しくはこのnoteに↓ 保育園に入れないことを、復帰する予定の1ヶ月前に知らされ、途方に暮れていたところ区役所で紹介されたのが、アシスタント・マターネル(通称ヌヌ)。 ヌヌさんは、研修を受け、フランスの国家資格を持った、ベビーシッターみたいな職業の人たちのこと。 学生でもでき

        • アートや文化の格差をなくすため無料で解放するMAIFソーシャルクラブが楽しい!

          ワークショップ以外で、6歳男子のおーちゃんが何度も行きたがる美術館やギャラリーは限られている。ほとんどの週末の予定は私が決めているので、彼はただ連れまわされているだけ。それでもとっても楽しんでくれているから、まだまだ続けていくつもり。 そんなおーちゃんが、また行きたい!と、ワークショップやギャラリーツアーも何もないのに行きたがるところに、MAIF ソーシャルクラブという、文化施設がある。 ここは、アートや文化の格差をなくすために、全てのワークショップ、ダンス公演、そしてア

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        記事

          フランスではなぜ産後すぐ育休を取らずに仕事に復帰するのか?

          妊娠中からずっと会社の人たちからは、「パリで保育園に入るのは難しいよ」ということを何度も聞かされていたけど、こうも言われていた。 「預け先が見つからなくて、仕事復帰できない人はいないから大丈夫だよ。」 保育園に落ちたからと言って、やっぱり復帰しないで育休にします!なんて人はいない、ということ。 それは、フランスの育児休業の待遇がよくないから。 産前6週間+産後16週間の産前産後休暇は100%補償。 産後休暇が終わる、赤ちゃんが2ヶ月半のときに、育児休業か、復帰するか、

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          パリの市立美術館プティ・パレで小鳥を捕まえるイベントに参加したよ

          週末は美術館やギャラリーに子どもたちを連れていくのが習慣になっている我が家では、いろいろな美術館の年間パスを購入している。 一番最初に購入したのは、パリ市立の美術館共通の年間パス。子どもはチケットなしでも無料で入れることがほとんどで、大人でも常設展なら無料。それでも、時間指定などのどんなチケットよりも優先して入れてくれるので、並ぶ時間が必要ないのは、子連れにはとてもありがたい!   この年間パスの特典の一つに毎月のニュースレターがあり、行ったことのないマイナーな美術館の情

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          シャネルのギャラリー19Mで、手織りのワークショップ!

          我が家のアパートから歩いて行ける、シャネルのギャラリー、19Mに通うようになってから、おーちゃんの手芸経験値がますます上がってきている。 この19Mという施設についてはこのnoteで説明してます。 今回は、手織りのワークショップ! また今回も土曜日朝しかない子どもワークショップには予定が合わず、仕方なく大人向けのに申し込んだけど、問題なくついていけるので、今後もこれでもいいかもしれない。 実際、手織りは難しいことは全くなく単純作業なだけなので、6歳のおーちゃんでも1人で

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          連絡帳も布団もないよ!!パリの保育園ってこんなところ n°2

          昨日は、パリの保育園で、特に私が想像していたことと違って面白なと感じたことをnoteに書きました。まだ読んでない方は先にこちらをどうぞ。 予告通り、今回は、パリの保育園のクラス編成や、1日の流れについて書いていきます。 クラス編成 今多くの保育園で採用されているのが、mini créche という、学年ではなく、縦割り保育のクラス編成。それぞれのクラスで独立していて、ミニ保育園として機能してる。大きなイベント以外、他のクラスとはほとんど関わりがない。学年上がってもクラス

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          想像してたのと全然違った ! パリの保育園ってこんなところ n°1

          これまでパリの保育園について、いろいろnote書いてきたけど、実際どんなのところなの? 前にも少し書いたけど、パリには大きく分けて四つの保育園の種類がある。 Oちゃんは、Les crèches municipales に2年間通い、2ちゃんは今、Les crèches parentales に通っている。 今回は、Oちゃんの通っていた、1番数が多くて一般的な、Les crèches municipalesってどんなところなのか、特に私が想像していたものと違ってなかなか面

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          パリのペロタンギャラリーでMr. (ミスター)のワークショップ!

          世界中に展開しているペロタンギャラリーで、3回目のこどもワークショップ、ペロタンキッズ。 もうギャラリーの人たちに、おーちゃんは顔も名前も覚えてもらえて、知っている人も多いので恥ずかしがらずに輪の中に入っていける。 今回の展示は、日本人アーティストのMr.(ミスター)。 Oちゃんは初めて見る作品だったけど、日本語がたくさん描かれてたから、嬉しくなってひとつひとつ読んでたり、Oちゃんそっくりな背格好の子もいたり、アニメっぽいかわいらしいキャラクターがとっても気に入ったみた

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          保育園のストライキにも驚かないフランス

          前回、バカンス大国フランスで、保育士さんもしっかりバカンスを取れるしくみについて書きました。 今回は、ストライキ大国フランス! フランスは、世界で1番ストライキが多い国。 エールフランスや、空港職員のストライキは日本でもよくニュースになっている。去年は、清掃職員のストライキでゴミがあふれかえっているパリの様子や、デモの暴動でゴミが燃やされている動画も拡散されてたので、いかにデモやらストが多いか分かると思う。日本では認められていない公務員だってストライキできるし、例年の公

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          昆虫大好き男子のためのパリ音楽博物館

          パリの端っこのアパートのすぐ近くに、La Villette という、コンサートホール、劇場、サーカステント、展示ギャラリー、美術館などが集まった広大な公園がある。 ここに、前にも記事で書いた、Cité des sciences et de l'industrieやPhilharmonie de Parisフィルーハーモニーもある。 その中のひとつ、近いのに面白そうな企画がこれまでなくて、なかなか行きしぶっていた音楽博物館で、昆虫の展示が始まるというので、昆虫好き男子、Oち

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          フランスの保育園の入園準備に必要なものは5つだけ

          保育園に入園が決まってから、一番大変だけどちょっと楽しいのが保育園の持ち物の準備なんじゃないかと思う。今は少なくなったかもしれないけど、おむつ全部に名前書いたり、保育園で使うお布団やシーツ用意したり、着替えを買い揃えたり。 入園が決まってから、たくさんの書類にサインをしないといけなく、普段使わない単語だらけなので翻訳しながら読んでいたけど、持ちものリストが見つからない。 なんとなく表になってて、たくさん用意しないといけないものが書かれているもんだと思い込んでいたから見つか

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          刺繍男児 シャネルのギャラリー19Mで刺繍ワークショップに参加したよ

          わが家の週末のクリエイティブ活動で欠かせない、19M。この前、アーティストのJRのワークショップでOちゃんは刺繍と出会いとっても楽しんでいたので、きっと好きだと思って、19Mの刺繍ワークショップに再び挑戦してみたよ。 今回も子ども向けじゃなくて、夕方4時からだからどうかな?と思ったけど、2時間も集中してよくがんばったね。 講師の先生はスペイン語しか話せなかったけど、Oちゃんのことをとてもかわいがってくれて、ゆっくり丁寧に見せてくれるから、言ってることもなんとなく伝わってく

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          フランスの保育士さんがバカンスを取るための画期的なシステム

          バカンス大国フランス!! フランス人はバカンスのために働いている、と言われるほど、毎年の有給をすべて使い切ることは、それはたぶん賃金アップよりも大切なこと。基本、次年度に持ち越せないし、お金に変えて戻ってくることもない。 それは、保育士さんだって同じこと。 前回、Oちゃんの通っていた、パリ市立保育園に入るためにしてきた、私の経験談を書きました。 日本の保育園のことを知らないので、比べることはできないけど、初めてだらけのことだったので、さすがフランス、驚きもいっぱいだっ

          フランスの保育士さんがバカンスを取るための画期的なシステム

          ジャコメッティ美術館のワークショップで、初めて版画に挑戦!

          2回目のジャコメッティ財団美術館の親子ワークショップ! この美術館も、企画展ごとに毎回ワークショップを開催している。前回は粘土で顔を作って、ギャラリーツアーも楽しかったので、また参加してみたよ。 いつもあまりワークショップの内容は確認しないで申し込んでいるので、でたとこ勝負なんだけど、今回はなんと版画だった。Oちゃんにとっては彫刻刀なんて初めて見たと思うし、6歳児に掘ることなんてできるのかな?家でなかなかできないものだから、とてもよい経験になったと思う。 ワークショップの

          ジャコメッティ美術館のワークショップで、初めて版画に挑戦!