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【脱独自UI】Pure Androidを使いこなそう!【AOSP寄りUI全般】

どうも、しばもんです。
ついったー @monsivamon

Pure Android?

前回、前々回とMoto Edge 30 Proに関する記事を投稿していますが、モトローラ端末の特徴の一つとしてPure Androidであるのをご存知だろうか?
Pure Androidというのは人によって捉え方が異なると思うと思うが、私の認識としてはAOSP(Android Open Source Project)にGMSを入れただけのUIのことで、例えばXiaomiのMIUIやOPPOのColor OSと言った独自カスタムがなされていないという意味である。
モトローラ端末は厳密にはAOSPとは異なる独自機能をいくつか持つので完全なPure Androidではないのだが、筆者の感覚としては所謂AOSPベースのカスタムロムを触っているような感覚で、Google本家のPixelのほうがPureではないと感じるレベルなので今回はPure Androidに近いとさせて頂く。

違和感

実は筆者スマホを買いまくっている割にはPure Androidに近い端末を触るのはかなり久しぶりで最近独自UIを持つ中華スマホばかり使ってきた筆者からするとモトローラ端末は当初違和感がかなりあった。
というのも独自UIと言うのはPure Androidの痒いところに手が届かないイマイチな点を端末メーカーが自ら改良して使いやすくしているのでPure Androidのはない独自機能を多く持つのである。
ただ、中華メーカーのシェアが拡大していくにつれ、その独自機能がもはや当たり前のようになってしまっている空気が市場全体にあるがゆえにPure Android寄りの端末を久しぶりに触った筆者としてはこれもできない、あれもできないが多発してしまったのである。

できないを解消する

前述の通りカスタムUIではできる当たり前のことをできるようにする、代替していこうというのが本記事の趣旨である。

Wi-Fiのオンオフスイッチがない

まず1つ目、Android12からクイック設定パネルより通信のオンオフはできるのだが、多くの人が使うであろうWi-Fiのオンオフができなくなってしまった。
正直かなりびっくりしたが、対処法はいくつか存在するが、復活させる事ができるアプリが「Custom Quick Setting」というアプリである。

設定方法に関しては以下の記事参考ください。

ギャラリーアプリがない

できないと困る機能の2つ目はギャラリーアプリがないということである。
Pure Android寄りの多くのUIはギャラリーアプリがない代わりにGoogleフォトを代用としているが、Googleフォトは同一のGoogleアカウントのクラウドにバックアップされている写真もすべて表示されてしまうので、端末のみに保存されている写真の見分けがつかず私は不便に感じている。
そこで使うのが「Gallery QuickPic」という野良アプリである。

このアプリ、昔存在したQuickPicというアプリを有志が改造したものでシンプルで必要な機能が最低限揃っている優れものである。
使い方は落としたapkをインストールするだけ。
超簡単なので説明すること有りません。

ダウンロードリンクは以下

https://github.com/WSTxda/QP-Gallery-Releases/releases/download/8.11/QP.Gallery.8.11.apk

無音でスクリーンショットが撮れない

できないと困る機能の3つ目が無音でスクリーンショットを撮るということである。
Pixelなどでも同様らしいのだがEdge 30 Proは無音でスクリーンショットが撮れない。
これを解消するために使うのが「無音スクリーンショット」というアプリである。

使い方について詳しい説明は以下の記事が参考になります。

一点だけおすすめの設定があるのでそれだけ紹介しておく。
アプリ内設定項目に通知というのがあるのだが、それの撮影とオーバーレイアイコンという項目はオフにしておきましょう。
デフォルト設定だと通知に常駐するので目障りに感じるのですがこの設定をして於けば解決です。

画像編集アプリがしょぼすぎる

4つ目は画像編集アプリがしょぼすぎるという問題である。
カスタムUIの多くはギャラリーから簡単な画像編集を行うことが可能で矢印を追加したりモザイクを掛けたりすることができ、一応Edge 30 Proにも気持ち程度の編集機能はあるのだが、カスタムUIで使える多くの編集機能はないため自前でアプリを探す必要がある。
色々選択肢はあると思うが個人的には写真に矢印と四角、モザイクを簡単な操作で追加できるものを求めており、需要に完全マッチするアプリを見つけたので紹介する。
それが「Screnn Master」というアプリである。
無料ユーザーは広告が出たり一部の機能が使えないので課金推奨。

先に紹介した「Gallery QuickPic」から編集機能を呼び出すことができ非常に使いやすい。

Gallery QuickPicの編集ボタンから呼び出し可能
モザイクや写真を重ねる機能がある
引き分けという項目から四角や矢印が追加可能

音楽アプリがない

スマホで音楽を聞く時、ストリーミング再生を行うのが一般的になりつつあるがマイナーソングはストリーミング再生できないもの多いのでflacやmp3を持ち運んで聞く人もいるでしょう。
多くのカスタムUIは音楽再生に特化したアプリを標準で内包しているのだが、Pure Androidにそんなアプリはないので必要な場合は自前で準備する必要がある。

色々選択肢はあるが個人的な推しアプリは「HUAWEI MUSIC」である。
このアプリ、PlayStoreでは配信されていないので入手する場合はHUAWEIの独自アプリストアAppGalleryからインストールする必要がある。
推しポイントはダークモードに対応していることとUIがなんとなく好みである事以外無いですが無料なので試したい方はぜひ。

ファイル管理アプリがない

これが良いと思います!(説明がめんどくさくなってきた)

(おまけ)無音カメラ

これはカスタムUI関係ない話ではあるがここまで色々アプリを紹介しているので折角なので紹介する。
無音で写真を撮りたい時ってあると思います。
AOSPに近い端末の多くはGCamが利用可能であるのでGCam使えば良いのではと思います。
そのままでは動作しないスマホも多いので専用の設定ファイルを取り込むのをお忘れなく。

ちなみにMoto Edge 30 Proで動作するものは以下にあります。
設定ファイルもこちらから入手可能です。

まとめ

メーカー独自のプリインストールアプリが多すぎてうんざりしている人も一定数いるのは理解しているが、今回はカスタムUI愛用ユーザーからみたPure Androidの使いにくさを解消していく方法を解説してみた。

モトローラ以外もPixelや最近話題のNothingなどのPure Androidほぼそのままというメーカー、端末は存在するので今回紹介した方法でいくらか解消できると思うので試していただきたいと思う。

スキ!されると記事制作のモチベーションになります。

ではまた。ちゃーお。

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