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メルカリで運命的な出会いを果たした「相棒」の話


はじめに

私は普段、モノ選びのプロとしてテクニックやノウハウを発信しています。
エンジニアやクリエイターとして15年以上モノづくりに携わってきた知見を元に、本当に良いモノとは何か、自分の人生において最高のモノと出会うにはどうすべきかなど、実体験ベースで「モノにこだわるオシャレなくらし」の提案をさせていただいています。

そんな"モノ好き"な私にとって「相棒」と呼んでも差し支えないほど思い入れがあるアイテムがsnow peak×Dannerのコラボブーツ「DANNER FIELD PRO.」です。

この記事では「相棒」との出会いを振り返ります。

私がメルカリで見つけたモノ

「DANNER FIELD PRO.」です。好き。

snow peak創業60周年を記念して発売された、老舗ブーツメーカーDannerとのコラボブーツ「DANNER FIELD PRO.」は、snow peakのキャンプギアをモチーフとしたメタリックレッドの意匠が印象的なプロダクトです。

現在は私の購入当時以上にプレミア化してしまっていますが、一応まだメルカリ市場には未使用品や美品がポツポツと出品されているようです。

さすがに高騰しているので手放しにおすすめはしづらいものの、プロダクト自体は最高なので、ピンときた方にはぜひ手に取っていただきたいなと思います。

一目惚れと、買わない決断

私が「DANNER FIELD PRO.」と出会ったのはsnow peakさんの直営店でした。

当時からsnow peakさんやDannerさんは存じ上げていたのですが、この「DANNER FIELD PRO.」の存在は知らなかったため、店頭で見つけた時はまさに一目惚れといった感覚ですね。

というのも、私はブラック×レッドという配色が好きで、身の周りのほとんどのアイテムを揃えてしまうほど黒赤に目がないのです。多くの方が想像する何十倍も執着があるので、よくここまで揃えたねと言われることもあるほどで。

そんな私にとって「DANNER FIELD PRO.」の配色は理想そのもので、こんなにも自分の好みにぶっ刺さるブーツはないと直感的に思ったのをよく覚えています。

……が、しかし、このとき店頭にあったサイズはUS8(26.0cm)とUS9(27.0cm)だけ。
別カラーはマイサイズUS8.5(26.5cm)があり、念のため試着してみるとやはりこれがぴったり。

どんなに好みであってもブーツのサイズ変更はどうしても許容できず、泣く泣く「買わない」という決断を下したのでした。

運命の再会

そんな出会いと別れから半年ほど経ったとき、未だに脳裏にはあのブーツが浮かんでいました。

「やっぱり買えばよかったかなぁあああ」と後悔しつつ、メルカリを漁っていたときに出会ったのが「相棒」で。
マイサイズのUS8.5かつ試着のみの美品としての出品でした。

ほぼ未使用にも関わらず定価以下で、もはや迷う間もなく即決購入させていただくことにしました。

もちろん、届いてみるまでは安心できませんが、記載内容的に不安要素はなかったので、取引自体もスムーズに完了。
無事に商品を受け取り、紛う事なく「あのブーツ」を手に入れることができたのでした。

レッドのアイレットが印象的。好き。

メルカリはラストチャンスをくれる場所

私が購入した「DANNER FIELD PRO.」は既に公式での販売は終了し、何らかの理由で再販されることがなければ中古市場以外で購入することはほぼ不可能です。

そんな中、利用者が非常に多いメルカリであれば、どんなにレアなアイテムであっても出品される可能性がある、という点は大きな希望です。

もちろん欲しいときに出会えるかどうかは運の要素が大きいのですが、それでもラストチャンスをくれる可能性があるというだけで優位性は計り知れません。

私自身、このブーツ以外にも廃番品や限定品をいくつも購入させていただいてますし、入手困難なアイテムが出力されているのを目にするのは日常茶飯事です。

不用品処分という気軽な使い方も非常に良いですが、個人的には宝探し的な使い方でメルカリを楽しむのもアリなんじゃないかなと思っています。

おわりに

この記事を作成したきっかけはnote×メルカリによる投稿コンテストが開催されているのを目にしたとき、反射的に「書かなきゃ!」と思ったからでした。

この記事でご紹介した「相棒」こと「DANNER FIELD PRO.」というブーツは、現在行っている「モノ選びのプロ」としての発信活動を本格的にスタートするきっかけとも言えるアイテムです。

アイコンに使っていることからもわかる通り、まさに自分自身の「好きなモノ」を体現する象徴的なプロダクトであり、個人的な思い入れで言えば、これ以上のブーツにはもう出会えないかもしれないと思うほど。

現在のアイコン

本来、サイズ感がシビアなブーツは、メルカリのようなフリマサイトでの購入に適したモノではありません。メルカリヘビーユーザーになった今でもこれは変わらない事実だと感じています。

ゆえに、実物を手にしたコトがある状態かつデザインやサイズ感も把握していて、しかし店頭にはもう在庫がない、という、ほぼ入手が無理な状況で偶然にもマイサイズに出会うことができたのは、まさに運命的な出会いだったと痛感しています。

1年以上経っても褪せない格好良さ。好き。

自分にとってメルカリは、最初は購入専用で使うサイトと認識していて、時々なにかを探すくらいでしか使っていませんでした。
しかし、このブーツの購入体験が大きな影響を与えることとなり、今ではすっかりメルカリさんのヘビーユーザーとして、毎日のように何か掘り出し物がないかとリサーチをする日々です。

モノにこだわる暮らしを推奨している自分にとって、自分には不要となってしまったモノを誰かに引き継いでもらったり、誰かの元では活躍出来なくなったモノが自分の元では「相棒」と呼べるほど大活躍する機会が得られたりと、現在のライフスタイルを支えてくれている貴重なプラットフォームとして愛用しています。

誰しも、何かのきっかけで使わなくなってしまったノや、大切にしていたけど誰かに引き継ぎたいモノを、いくつかは持っているはずです。

捨ててしまうのは簡単ですが、ちょっとした一手間でそのモノに新たな活躍の場を与えることができるので、モノを大切にしていくための選択肢として「メルカリを活用する」ことを頭に入れておいて欲しいと思います。

この記事があなたの「モノ選び」において、ちょっとでも新しい視点や価値観を提供できていれは嬉しいです。

もし少しでも「面白かった!」「参考になった!」などあれば♡でリアクションいただけると今後の活動の励みになります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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