なかなか観られなかったアニメ

 観たいアニメを全部観せてもらえるとは限らない。観られない作品もあった。そんなアニメを挙げてみたい。
 しかしこれは「興味があったけど観ることが少なかった全アニメ」ではない。大体忘れているのだ。

 ロボットアニメというとマジンガーZ(1972)が大ヒット、後に続いた作品が多かった。鋼鉄ジーグ(1975)のおもちゃは磁石の力で合体する、砂場で遊んじゃダメなやつだった。
 そしてその次回作がマグネロボ ガ・キーン(1976)なんだけど、これが観られなかった。なんか静岡では中途半端な夕方の時間帯に放送していた。サポートロボとの合体で飛行するなど、なかなか面白い発想だったんだが。

 そしてグロイザーX(1976)もやっぱり夕方。なかなか2足歩行形態にならないとかネタにしているけど、全部観た訳じゃないのだ。

 この「地方では放送されていないけれど、未知のロボットアニメは沢山ある」という現実は「パチモンのプラモデル」に影響与えたんじゃないか? とも思う。パチモンでも「未知のロボットアニメ」のふりができたんじゃないかと。

 科学忍者隊ガッチャマンⅡ(1978)はメジャーな作品だが、オヤジがスポーツニュースを観ていたせいか、あまり観ていない。メカのデザインの傾向がちょっと変わってしまって、好みでは無かったけどね。つばくろの甚平の乗るスワローヘリコは好きだ。

 痺れるフレーズ「あのサンダーバードがアニメになって帰ってきた」の科学救助隊テクノボイジャー(1982)は塾で観られず。ちょっと「リアル側に寄せたメカ」ではないのが残念に感じた。

 タイムボカンシリーズで唯一まともに観ていないイタダキマン(1983)は、もちろん「クイズダービー」を観ていた為なのであるが、短命だったようである。

 らんぽう(1984)は、原作はなぜか自分の記憶として、学校のマンガ好きは作品を知っているという、「マンガ好きじゃなくても知ってる」よりはややマイナーな作品だが、自分が知っているのは「750ライダー」「ふたりと5人」「月とスッポン」「すくらっぷ・ブック」辺りを置いている食堂によく行っていた為である。
 原作はドタバタ、というよりムチャクチャだったな。これは静岡での放送は無かったように思う。もう少しはやくアニメにして欲しかった。
 らんぽうは光線銃のCMもあった。



サポートありがとうございます。 はげみになります。