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雰囲気を含めて、飲んでいる

普段めったにアルコールを飲まなくなったのだけど、今週は図らずも週4でワインを飲んでいた。

今日も飲んでいて、改めて思ったのが、わたしはワインの味が好きというより、ワインを飲むという行為が好きなのだなということ。その時の雰囲気を含めて"飲んで"いる。だから外で飲むのが好きだし、家で飲むときには小洒落たおつまみがほしい。

もっと「良いワイン」を飲んで、舌が開発されたら別なのかもしれない。でもまあ、この年になるまでそうなのだし、ムリして舌を開発する必要もない。

それでも、これからもたまにはワインを飲みたい。今日は果実味の強い白、次はしっかりとして渋みのある赤、と気分にあった種類を探るのもたのしい。まずは格好をつけて香りを味わい、グラスから口に含んで感覚を集中し、うっとりとひと時を過ごしたい。

感覚を集中して、周りの雰囲気や空間を含めて味わう、って、書いていたらなんだか、アートに向き合う時に似ている気もしてきた。


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