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にんげんっていいな

~皆様、今日本にはどのくらいの野生動物が生息しているかはご存じですか?~










160種類だそうです。



すごく多いですね!

あまりピンとこない方は
ドリンクバーメニュー160種類って
言われたらどうでしょう?



すると、とても多く感じますね。


日本には
クマ、タヌキ、サル、イノシシ、ウサギなど
たくさんの野生動物が生息しています。


私の地元も、田舎なので
たくさんの野生動物が暮らしています。



狭い国なので
人間と動物達で
上手く棲み分けができたらいいですね。



今回は、そんな動物にまつわる
私のエピソードをお話したいと思います。


皆様、どうかお付き合いいただけないでしょうか?








私が小学生の頃です。


私には、当時苦手な人がいました。

それは近所に住むハマナカさん(仮)という
オジサンです。


近所では、みんなにハマナカどんと呼ばれて愛されていました。

ハマナカさんは、
子供好きでとても優しいオジサンです。


私も、よく家に招待されて
ジェンガとか黒ひげ危機一髪などをして
遊んでくれました。


今、思えばとても良い人ですが
当時は、本当に苦手でした。






なぜなら、










身長が2メートル近くあって
とても顔が怖かったからです。





ただでさえ、怖い顔をしてるのに
いつもサングラスをしていたので
なおさら怖くて仕方ありませんでした。


ハマナカさんと遊ぶ時は
いつ、あの大きな口で
食べられてしまうのかを
考えてドキドキしていました。







そんな、ハマナカさんが
ある日いつもより怖い顔で
慌てながら近所の大人達に







「獣が出た!!みんな気をつけろ!!」



と警告していました。



何があったのか聞くと
ハマナカさんがイーグル(犬)の散歩をしていると、イーグルが突然ある物を見つけて吠えたそうです。







それは、





私達の暮らす田舎では
あまり見たことないような
動物の大きな大きなフンです。



ハマナカさんの長年の勘で、
これは間違えなく猛獣のフンだと気付き
みんなに伝えてまわったのです。


ハマナカさんに
言われたまま近所の大人達は
そのフンを見に行き確認しました。


確かに、ここら辺では
見たことないぐらい大きなフンです。


そして、大人達は
近所の子供達に獣が現れたから
外に出るときは気をつけろと忠告しました。

私も祖父に
「外にあまり出るんじゃないよ。」
と強く言われました。













えー、皆様の中で
もうすでに薄々気づいている方
いるのかもしれませんが





その獣のフンというのは








当時小学生(8才)の頃の私の野糞です。







皆様、落ち着いてください。


落ち着いて聞いてください。


私の名誉のために話しますが
なんだか小学生の頃の私が
平気でそこら辺に
いつでも野糞していたと
思い込んでいませんか?



それは、大きな大きな誤解です。


皆様、早まってはいけません。


決めつけはよくありませんよ皆様。


あの時の一度だけなんです。

学校の帰り道で
どうしても我慢できなくなって
弟を先に1人で帰らせてから
やってしまったのです。


かなりの田舎なので
トイレなんてそう簡単に無いのです。


あとで、
野糞を片付けようとしていたのです。


でも、あんなにも大事になるとは
思わなかったのです。





ハマナカさんが、それから
獣避けの鈴を持ち歩くようになるなんて
思ってもいなかったのです。




近所の大人達や友達が
私の野糞を見て
恐れおののくようになるなんて
思ってもいなかったのです。






この話は
本当は墓場まで持っていこうと思っていたのですが
こちらを読んでいる皆様は
口が固いということを信じて書きました。


私の社会的な立場のためにも
決して、このことは誰にも話さないようにしてください。




それでは皆様、今日はこれで

解散!!


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