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#39 コーヒー焙煎日記「ミャンマー レーカイン村 USDA認証」

ミャンマー レーカイン村 USDA認証 メモ

【産地】シャン州 ユアンガン
【標高】約1,400~1,600m
【品種】カツーラ、カツアイ、サンラモン
【精製】フルウォッシュド
 コーヒーの産地としては、あまり知られていないミャンマーですがコーヒー栽培の歴史は100年以上と歴史があります。
 ミャンマーは2016年アメリカ・アトランタで行われたSCAAエキスポ(品評会)で高評価を受け、今では世界中から注目される生産国となっています。
 シャン州ユアンガン地域は、豊かな土壌で農家さんが自分の家の小さな庭で、バナナやみかん、パパイヤなどの多様な樹々の日陰でコーヒーを大切に育てています。
地域の中でもレーカイン村は、その美しい自然環境を守ろうと村一丸となって圃場を整備し、USDAオーガニック認証も取得しています。
レーカイン村のリーダーはアグナインウー。
アグナインウーさんが村の農家さんたちに徹底しているのは、「完熟のコーヒーチェリーを収穫してもらうこと」です。
日陰でゆっくり熟したコーヒーの、甘みがぎゅっと詰まった果実だけを手摘みで丁寧に収穫。
それにより、甘みがあって雑味の少ない、コーヒーが出来上がります。
彼の目標は、もちろんオーガニック認証を取得することにとどまりません。
品質と信頼で選ばれるコーヒーを生産し、そしてこの村がモデルとなってさらに地域全体のコーヒーづくりが活性化することを目指しています。
若者が少なくなっていく農村部に、誇りある仕事をつくりだすところまでを目指しています。
真摯に品質を追求するレーカイン村のコーヒーは評価され、地域のロールモデルとなりつつあります。実際に、周辺の村々も認証も取得し、彼らと同じような品質基準で栽培/収穫を行いはじめています。
農園主達の情熱や想いがたくさん詰まったコーヒーです。
USDAオーガニック認証とは
農務省(USDA:United States Department of Agriculture)傘下の全米オーガニックプログラム(NOP:National Organic Program)という制度により、オーガニック食品の認証が行われています。

ハチコーヒーHP:https://item.rakuten.co.jp/8coffee/10005096/#10005096

感想


焙煎後

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