私たちがミツバチを健康で幸せにする方法

ロサンゼルスタイムスが紹介していた私たちがミツバチを健康にするためにできる2つのポイントをシェアしたいと思います。

1.庭やバルコニーに、ヒマワリ、ワイルドローズ、ミント、ソバ、柑橘類など、ミツバチの免疫力と寿命を延ばす花を植えます。

2.植物に「ネオニコチノイド」殺虫剤を使用するのをやめましょう。


多くのガーデナーは、殺虫剤がミツバチを傷つけると知っています。しかし、新しい研究は、このありふれた殺虫剤が少量であってもどれほど壊滅的であるかを強調しています。

「ネオニコ」はネオニコチノイドの省略形である。カリフォルニア大学リバーサイド校での博士課程の研究が新しい発見につながったジェイク・セカラは言いました。ネオニコチノイドは、アブラムシのような樹液吸盤から葉をむさぼり食うカブトムシまで、広範囲の咀嚼および吸虫を殺すように設計された殺虫剤です。

問題は、ネオニコは仕事がとても上手で、投与量と植物に応じて、数週間、数ヶ月、時には最大1年の間、善悪を問わずすべての昆虫を一掃することです、とカリフォルニア大学デービス校に移ったセカラは言いました。彼は研究を続けています。さらに、ほとんどのネオニコチノイドは全身性になるように設計されています。つまり、根や葉から花に至るまで、植物全体に吸収され、花粉蜂が集まって食べます。また、非有機卸売業者は、小売りの苗床に行く前に若い植物を病気のない状態に保つためによく使用します。

「本質的に、ネオニコチノイドは植物全体を農薬に変えます」と彼は言いました。

Cecalaの博士課程の研究では、ネオニコチノイドの少量で希釈された用量がミツバチにとって致命的ではないかどうかを研究しました。そして驚いたことに、彼はガロンサイズの植物あたり5ミリグラム（推奨用量の17ミリグラムの3分の1未満）を使用しても、彼の研究グループのほとんどのアルファルファハキリバチを殺し、少数の生殖を90％減少させたことを発見しました生存者。

また、農薬を大量の水で希釈しても、その毒性は低下しなかったとセカラ氏は述べた。

「私たちがそれを希釈したときでさえ、農薬の量は非常に多かったので、それでもミツバチに壊滅的でした」と彼は言いました。 「ニームのような代替の殺虫剤や、人々が使用できるさまざまな殺虫性の石鹸があります。

アルファルファハキリバチは、北米でアルファルファを受粉するために広く使用されている孤独なミツバチです。一部のミツバチは他のミツバチよりも農薬に耐性がありますが、巣箱で飼いならされたミツバチから、地面の小さな穴に巣を作る在来の孤独なミツバチまで、すべての種に毒性があります。

実際、その結果は孤独なミツバチの将来にとってより壊滅的なものです。彼らはそのような孤独な生活を送っているので、彼は言いました。いくつかのミツバチが殺虫剤によって殺されると、巣箱は弱くなりますが、生き残る可能性があります。しかし、在来のミツバチの場合死んでしまうと、「その血統全体が一掃される」といいます。

家庭菜園している人にとって厄介な問題は、多くの製品がラベルに「ネオニコチノイド」という言葉を使用していないという事実です、とCecalaは言いました。代わりに、農薬は、イミダクロプリド、クロチアニジン、チアメトキサム、アセタミプリドなど、他の名前で記載されています。消費者が混乱を切り抜けるのを助けるために、食品安全センターは、beyondpesticides.orgでネオニコチノイドを含む製品の長いリストをまとめました。これにより、園芸家は、バラのアブラムシを殺すために使用している殺虫剤がミツバチをこすり落としているかどうかを確認できます。 

また、園芸家がネオニコチノイドを混ぜた植物を購入することを心配している場合、Cecalaは、供給業者が使用している農薬について苗床に相談することをお勧めします。特に多くの在来植物の苗床は、ネオニコチノイドを取り巻く問題を認識していると彼は言った。

農薬を使用して農業の生産性を高めることについては議論がありますが、デイビスのUSDA農業研究サービス機関の研究昆虫学者Arathi Seshadriは、害虫にとって致命的である場合、家庭菜園で農薬を使用することを正当化するのは難しいと言います。

「家に化学物質を入れたくないのなら、庭に化学物質を入れたくない」とセシャドリ氏は語った。

セシャドリ氏は、ミツバチに有益な花の天然化合物について最近完了した研究で、ネオニコチノイドについてさらに多くの恐ろしい証拠があると述べました。彼女の研究によると、ネオニコチノイドが花の天然化合物と混ざり合うと、農薬の毒性が強まるようだという。

皮肉なことに、農薬を添加せずに、別の研究でのSeshadriの研究では、これらの天然に存在する化合物の4つが実際にミツバチの健康、特に腸内微生物の改善に役立ち、下痢を引き起こす一般的な病原体であるNosemaceranaeなどの病気に対する耐性を高めることがわかりました。ミツバチで、最終的に弱体化したコロニー全体を殺すことができます。

「ミツバチと人間の腸内微生物は、私たちの免疫応答と寿命にとって重要です」と彼女は言いました。
「だから、ミツバチを助けたいのなら、庭にこれらの花を植えるべきです。なぜなら、これらの種類の花を持つことは、実際にミツバチに腸内微生物を強化し、病気と戦う方法を提供することができるからです。」

これらの種類の「蜂のビタミン」を提供する4つの天然に存在する化合物は次のとおりです。

没食子酸（没食子酸は、有機化合物の一種で、芳香族カルボン酸。別名3,4,5-トリヒドロキシ安息香酸。白色の吸湿性の結晶で、昇華点 210 ℃。加熱すると脱炭酸してピロガロールを生じる。1818年にフランスの薬学者アンリ・ブラコノーにより発見され、テオフィル=ジュール・ペルーズにより研究された。）

：ミント、ラズベリー、リンゴ、ヒマワリに含まれています。

ケンペロール：ペチュニア、アスター、カノーラ（別名マスタードシード）、ポピーに含まれています

P-クマル酸：ソバ、野生のバラ、クローバーに含まれています。

カフェイン：おそらくミツバチの腸の健康を改善するための唯一の最も有用な化合物であり、柑橘類の花粉、そしてもちろんコーヒー植物に含まれているとセシャドリ氏は述べています。 （セシャドリは、カフェインがミツバチを健康にするだろうと考えて、人々がミツバチにコーヒーを与えようとすべきではないと警告しました。たとえば、レモンの花の花粉に含まれるカフェインの量は、一杯のコーヒーやコーヒーに含まれる量に比べて少ないです。）

できるだけ多くの花を植えて、母なる自然が提供する形でミツバチに好きなだけ飲ませることが最善だと彼女は言いました。

そして、どの花を植えるかについてのいくつかの重要な注意事項として花粉を含む品種を選択してください。一部の品種は、ミツバチの餌ではなく見た目のために飼育されているためです。たとえば、ダブルペチュニアはきれいですが、花粉がないためミツバチを引き付けません。多くの新しいバラの品種でも同じです。疑わしい場合は、花の中心に指を刺して振り回してください。金色になったら花粉があります。そうでなければ、ミツバチは興味がありません。

カノーラ、またはマスタードシードは雑草として自生するかもしれませんが、ミツバチを引き込むために他の作物の端の周りで育つことは良い植物であると彼女は言いました。

そして、クローバーを芝生に混ぜることを恐れないでください。 「技術的には有害雑草に分類されますが、養蜂家はクローバーが実際にミツバチにとって非常に有益であり、芝生の改善にも役立つことを知っています」と彼女は言いました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以上になります。ネオニコチノイドは日本でも使わないようにしている人が少しずつ増えてきているのかなと感じますが、まだまだ何気なく使っていることが多いので減少していけばいいなと思います。

花粉の重要性も新しい発見だったのでこれから意識していきたいなと思います。

ありがとうございました。