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世界の農家から小規模農業の可能性を探してみた

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メンバーシップ限定マガジンです。 これまで日本ではまだ翻訳されていない農業の本を読んできました。 まだ翻訳されていない洋書を手に取って読んで見たいと思えるキッカケになるようなマガ… もっと読む
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記事一覧

第七回:戦略的に行動する事こそ、スマート農業の本質である

農業はマルチタスクです。前回も圃場の生産面積と畑のデザインから収穫後の収量の予測など様々なタスクを整理する重要性に関して紹介してきました。 そんな考え方を都市農業で行うためにはどうすれば良いのかを考えたマーケットガーデナーの一人であるCurtis Stoneの「The urban farmer」(未訳)について紹介します。 この本は2016年に自分が洋書として購入した2冊目の本になります。今読み返しても参考になる箇所が多い良書ですので是非一部紹介したいと思います。 今回

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2024年4月号:世界の小規模農家から小規模農業の可能性を探してみた

今年の4月から週一のペースでメンバーシップ限定の記事を書いています。 月間号みたいな感じで4月に書いた記事をまとめました。 海外の最新の不耕起栽培農家を参考にこれからの小規模農家の可能性が広がるような記事を目指しています。「Work smart not hard」な農業を模索しています。 メンバーシップでは今後の小規模農業の可能性を一緒に考えるメンバーを募集中です。興味のある方は一か月お試しできますのでよろしくお願いいたします。

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第六回:どうすれば農業という産業にもっと明るい未来が描けるのか?

前回に引き続き生産管理をする上での計画、記録、分析などの粒度をどこまでしているのか?という所の続きを紹介します。日本の生産管理アプリと海外の生産管理アプリを比べながら違いについてみていきます。

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第五回:農場管理を楽にかつ効果的にする為に必要な考え方を海外の農場管理ソフトから学ぶ

今回は農業の大事なタスクである栽培計画と記録について考えていきます。 海外の小規模農家のアプリから見えてくる、どんな部分まで計画に落とし込んでシーズンを始めているのかを何回かに分けて紹介出来ればと思います。 今回は圃場の設定と野菜のデータベースについて紹介します。

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第四回:菌ちゃん農法と海外の小規模農家(マーケットガーデナー)の共通点から見えてくること

今回は、話題の「菌ちゃん農法」と「マーケットガーデナー」の共通点を探りたいと思います。

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第三回:販売とマーケティング戦略が小規模農家の可能性を拡げる

今回はアメリカの小規模農家が実践している販売とマーケティングについて書かれた農業の洋書であるDiego Footerの『Ready Farmer One』(未訳)について紹介します。 家庭菜園では自分の欲しいものを栽培するだけでいいのですが、農業として成立させるためには販売やマーケティングが欠かせません。 自分が栽培した農作物をどのように?誰に?販売で大きく経営が変わってきます。農業経営の中でも大きなウエイトを占める販売やマーケティングについて書かれた本を紹介します。

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第二回:労働時間を減らして、収益性を高める方法

今回はトヨタ生産方式を農業に落とし込んで解説してくれた農業の洋書であるBen Hartmanの『The Lean Farm』(未訳)について紹介します。

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第一回:マーケットガーデナーとは?

今回は初めて読んだ農業の洋書であるJean-Martin Fortierの『The Market Gardener: A Successful Grower's Handbook for Small-Scale Organic Farming』(未訳)について紹介します。

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